# 好きなのに、
ジェシー好きだよ、
こうち) ジェシーっ!!(抱)
じぇしー) は~いっ!笑
苦しい
見たくない
楽屋でやらないでほしい
やめて
胸が痛い
たなか) は~っ“…
ほんとに見ているのがしんどい
______________
今日は髙地が途中で抜ける
今日がチャンスだ、
たなか) なぁ、3人とも
もりもと) ん?
まつむら) はいはい。
きょうもと) なに~
ジェシーが髙地を送っていった隙に3人に言う
たなか) …この後ジェシーと大切な話をするから2人にして欲しい、
ダメ元で頼むと案外にも快く了承してくれた
まつむら) おっけ~
きょうもと) りょ~かい。
もりもと) 喧嘩とかじゃないんだろうな?笑
たなか) そんなわけないじゃん笑
なる可能性はあるけど…
もりもと) なら許そう!笑
3人は予定通り楽屋を出て俺を1人にしてくれた
ジェシーは帰ってくるなり、周りを見渡しすぐに3人のことを聞いてきた
適当に理由をつける
たなか) …なんか好きなアーティストさんがいたらしくて話しかけに行ったよ
じぇしー) あはっ笑さすがだな~笑
優しい笑顔が好き
見せるのは俺だけにして欲しい
じぇしー) あ~、疲れた…
そういうジェシーにダメ元で言ってみた
たなか) 俺が癒してやろうか?
すると意外にもすんなり受け入れてくれた
じぇしー) え~!まじ~?笑 じゃあお願いしま~す!笑
そう言ってソファーに体重をかけて完全にリラックスしたジェシーの上に乗り
意を決してキスをした
たなか) っ…んっ、!(口付)
少しの間があり、瞬く間に俺は床に降ろされた
たなか) いてっ…、
じぇしー) なにしてっ…、
そういうジェシーの手は口元にあり、口を拭っている
その瞬間俺ではダメなんだと確信した
たなか) 俺じゃだめなんだね、
じぇしー) どういうっ…、
俺は言わなくてもいいことを言ってしまった
たなか) 髙地のどこがいいの?
たなか) 俺にしない、?
その言葉を発して一瞬で視界が歪んだ
ジェシーにビンタされたんだ
悲しかった
苦しかった
愛してほしかった
じぇしー) 樹っ、なんかおかしいよっ…、
そう言って俺の事を見下ろすジェシーの目は鋭いが微かに震えていて手も震えていた
そのままジェシーは部屋を出て行ってしまった
たなか) …
熱をもった頬を触る
たなか) …好きだったのにな、…
たなか) いっぱいアピールしたのにな、
俺の初恋は悲しい気持ちと共に散った
コメント
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こういう人が一番報われて欲しい… そして、3人の(特に慎太郎)の優しさがすんごく染みる…(。´Д⊂)