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私は仕事人間のいわゆるキャリアウーマンと分類されるどこにでも居そうな女。仕事が辛いと感じる時期もあったけれどそんな時私を救ってくれた小説があった。
その小説はヨーロッパのある国の王家での話で、皇太子の婚約者が悪女という設定で転生してきた少女がその皇太子と恋に落ち、その恋が実ると言うお話。私的にはその転生少女が悪女にしか見えないのだが、てゆーか皇太子クズすぎるでしょって感じ。まぁそんなことはさておき、実は私、皇太子の婚約者『アルバート=エヴァ』に転生してしまいました…状況を説明しましょう。
私が仕事から帰宅。その日はとても忙しく帰ってすぐベッドにinそしてそのまま寝てしまい…。そして起きればシルクでできたベッドにいて、何事と思い鏡を見たらなんと好きな小説に出てくるエヴァが写っているのです。最初は動揺したけれど、ちゃんと動けるしどんどん転生という実感が出てきて、楽しんじゃおって感じで今私は入浴中です。
エレナ「エヴァ様、湯加減はどうでしょう」
私「大丈夫よ、ありがとう」
エレナは確かエヴァの1番お気に入りのメイド。私は原作を知っているからなるべくその通りに生活しようと思っているわけで。でも、たまにキツく言いすぎるとこもあるから、そこはオブラートに包んで遠回しに皮肉を言ってあげようかな。転生少女に復讐したいし。そして、今日は私の生誕パーティー。
エレナ「今日は何色のドレスにしましょうか!」
私「そうね、今日は紫ベースのドレスがいいわ」
エレナ「こちらはいかがでしょう?生誕パーティーですし大人っぽさも良いかと」
私「いいわね、さすがエレナ頼りになるわ」
エレナ「光栄です、それじゃあしばっていきますか」
生誕パーティー開始直前…
私(しばりすぎじゃない…息も楽にできないだなんて…)
?「お目にかかれて光栄です、エヴァ様」
この声は…