続きです!
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シェアなどはやめてください
ご本人様には関係ありません
それではれっつごー!
mtkside
別に大したことなんてなかったのだ。
ちょっとだけ
ただちょっとだけ調子が悪かっただけ。
ッあ、、、頭痛っ、、
朝起きて頭が痛かったから頭痛薬を飲んだ。
ちょっと熱っぽい気もするが
今日は大事なレコーディングの日。
みんなに迷惑をかけるわけにはいけない。
薬を飲むと少し楽になり、ちょうど到着した迎えの車に乗り込む。
レコーディングの場所までには時間があるので、エゴサをするためスマホを取り出した。
俺達の歌はきちんと届いているのだろうか
そんな不安はたくさん曲を出した今でも拭いきれない。
いつもどうりエゴサしているとあるコメントが目に入る。
“今回の新曲あんまだな〜”
あ、これだめなやつだ
ズキズキとこの言葉が自分の思考を侵食していく。
頭の痛みもあってかその後みたコメントにも
いつも以上に反応してしまう。
やめよ
そう思いスマホから目を離した。
ー
レコーディング室につき、ドアを開けると
もう俺以外のメンバーは揃っていた。
「おはよ~」
そう話しかけてきたのはwkiだ。
「はよ」
なんだか目を合わせるのも億劫で冷たくあしらってしまった。
「どした?今日あんま調子よくない?」
ああ、wkiはこういうことをさらっと言えてしまうんだ。
「ううん。そんなことない」
メンバーからの優しさにきちんと応えられない自分にイライラする。
「そう?無理しちゃだめだからね?」
「うん。」
あーあ。なんできちんと言えないんだろ。
ほんとは話聞いてほしいのに。
、、、付き合ってんだから
もっと恋人っぽいことしたいのに。
いっつもそうだ。こうやって自分の気持ちに素直になれない。
そんな自分に嫌気が差す。
そんなことを考えているとレコーディングに呼ばれた。
レコーディング中、ずっとwkiの視線を感じて
なんだか集中できなくなりミスを連発してしまった。
レコーディング室からでるとスタッフさんに話しかけられた。
やっぱmtkさんの歌いいですよね〜
ほんとに?俺の歌が?
もう俺の脳は誰の言葉も
受け入れられなくなっていて
でもだまりきったらまたwkiに心配されそうで
それも嫌だからありったけの笑顔を作って
「そう言っていただけて嬉しいです」
その後のことはあんまよく覚えてなくて
いつの間にか家の前にいた。
あれからずっとスタッフさんに見せた笑顔が
不自然だった気がしてそれを誰にも見られていないかが心に引っかかる。
重々しく家の扉を開け、ドサッと倒れ込んだ。
くるしい
しんどい
もう疲れてしまった
無理して笑顔を作るのも
顔色をうかがうのも。
次周りを見渡すと辺り一面荒れていた。
ありとあらゆるものが床に散らばっていて
右手にはカッターを握っていた。
ァハハハ、、、ッ
もはやこの状況が笑えてくる
ハハハッ、、、、グスっ
でも
やっぱり
さみしい
ほんとは助けてって言いたい
そう思いスマホを手に取る
ぱっと明かりがつき、目に入ったのは
俺とwkiのツーショットだった。
いつだったっけ、ふとした時に撮ったもの。
ああ、俺はこの人に助けられてばっかりだ。
あいたい
望むものはただそれだけ。
俺は赤く染まった手で送信ボタンを押した。
ありがとうございました!
一話と文のバランスおかしくてすみません💦
次回も楽しみにしていただけると嬉しいです😊
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コメント
2件
表現の仕方美しすぎてだいすけです🫣🫣🫣🫣🫣