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今回はとがかぶです

短編の話をまとめました

それではどうぞ


〜大阪〜

「もう、こんな時間やな」

「そうだな」

「寂しいけどそろそろ帰らないといけへんよな」

「気をつけて帰りや」

ポンポン(頭を撫でる)

「……もうちょっとだけ、駄目か?」

「俺も華太とおりたいけどまた、今度な?」

「………」

ギュ(手を握る)

「ごめんな、我儘言って。また、今度会おう」

「そうやな。次はもっとおられるようにしよっか」

「うん」


「……何時や…?」

スマホを見ると深夜3時ぐらいだった

戸狩はハァっとため息をついた

(微妙やな…)

途中で起きてしまうとなかなか眠れない

「……綺麗な顔やな…」

戸狩は横を見てそう呟いた

横には寝息をたてて寝ていた小峠がいた

幼くみえる顔立ちをしていた

「……かわえぇな…」

戸狩は小峠の顔を撫でていた

小峠はそれに反応するように微笑んで体を寄せてきた

「…ありがとうな、華太」

そう言い、額にキスをした

そしてそのまま抱きしめまた眠った


「俺なぁ、死ぬ時はお前と死にたいわ」

いきなりこんなことを言われ目を開け驚く小峠

「どうしたんだよ、急にそんなこと」

「いやさぁ、好きな奴と死んだら嬉しいなぁっと思って」

「意味分かんねぇな…」

「この世界、いつ死ぬか分からへん。それでも俺は華太と一緒に死んであの世でもずっと華太とおりたいねん」

「ふーん。お前の考えは変だな」

「でも、お前と死ぬのは悪くない。もし、一緒に死ぬ時があったら一緒に死んでやるよ」

「そりゃあ、楽しみにしとくわ」



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コメント

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ユーザー

こんな世界線も良いな、、、

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