テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
注意書きをしますので、しっかり確認してからお進みください
腐が苦手な方は絶対に見ないでください
気分が悪くなったら閉じて止めてください
🔞です
最終章 上
おれ→守若冬史郎 オレ→佐古大和
のつもりです、間違っていたらすみません
では
佐古「守若の兄貴……」
意識を失った守若の兄貴の顔をうっとりと見つめる。
普段の狂人ぶりが嘘のようにその寝顔は邪気が一切無く、自分より幼くすら見える。
今だけはすぐに起きないと分かっているので、臆する事なくその長い睫毛や顔をゆっくりと見つめた。
守若の兄貴は狂気の無い時はふわふわしていて、酔った時はこっちが心配になるほど無防備になる。
佐古「はぁ……」
思わず感嘆の溜め息が漏れる。
このままこの甘く狂おしいほど愛しい人をどこかに隠して独り占めして、その体に思うさま触れて、口付けて、全てを貪りたい。
体を重ねてドロドロに溶け合うような甘い時間を過ごしたい。
しかし……ゆっくりはしていられなかった。
体を抱き抱えて浴室まで連れて行きたいのはやまやまだが、 それは無理なので、急いで必要な物を用意して、その体を熱いタオルで丁寧に拭いて着替えさせた。
シーツは汗で少しだけ湿っていたものの、体を拭くのに暖房をつけていたのでそのままで良さそうだった。
全てを終えても兄貴は穏やかに寝息を立てていたので、オレは安心して寝室を後にして片付けをするためにシャワーを借りた際、守若の兄貴をおかずに体に溜まった熱を昇華させたのは言うまでもないことだった。
兄貴が目を覚ましたのは夕方だった。
兄貴が寝ている間にオレは仮眠を取って洗濯、久我の兄貴へ(手を出した事を省いて体調を)守若の兄貴の体調を報告、食事の準備などを済ませた。
そうしていつ起きてもいようにベッドの横に椅子を持ってきて、座ってその寝顔をうっとりと見つめているうちにうとうとしてしまったらしい。
守若「ん、……ぅ……」
僅かに兄貴の声が聞こえて思わずオレが跳ね起きてしまって、兄貴がパチッと目を覚ました。
守若「! 佐古っ」
まだ半覚醒状態っぽかったが、次第に記憶がはっきりしてくると、ぱっと身を起こしていつでも動けるよう体勢を整える。
そのさまは毛を逆撫でてうなっている猫科の猛獣のようだ。
その様子さえも可愛いと思ってしまうオレは、もう完全に兄貴にメロメロだな。
佐古「兄貴……なにもしませんのでとりあえず落ち着いてください。17時間ぐらい寝ていたので、とりあえずご飯を食べましょう。じゃないと体が持たないですよ」
両手を上げて何もしないという態度をする佐古。
体の熱は下がっており、体調も良い。
しかし、昨晩の出来事を鮮明に思い出してしまったおれは、くすぶっていた残り火がブワッと燃えるように、全身が勝手に熱くなってしまっていた。
佐古「じゃあご飯温めますので向こうで待ってますね」
そう言って寝室を後にされると、 まるで意識しているのがおれだけのような気がして暫く動けなかったが、やがて食べ物の美味しそうな匂いが漂ってくると、食欲に逆らえずに動き出したのだった。
思ったとおりの行動を取る守若の兄貴に気付かれないようにオレは笑いを噛み殺す。
さっきの耳まで真っ赤になった守若の兄貴もだが、ほんっっとに可愛いなぁ。
手を出されないかと自分を意識してくれているんだなぁと、しみじみと感じいってしまう。
そして今また、食欲に負けて寝室から出てトイレや洗面を済ませ、平常心を装って食卓に着いて気まずそうにテレビをつけて何とはなしにぼんやり見ている。
ご飯を並べ、一緒に食べる間も守若の兄貴は思い切り警戒していてオレが話しかけても一言くらいしか返事しない。
ただお腹がいっぱいになり手を合わせてご馳走さまをすると、オレが片付けに入ったので少し気が緩んでソファーでくつろいでいるのが見えた。
佐古「片付け終わりましたのでそちらに行きますね」
台所での用事を全て終えて、そう宣言してオレはゆっくりと兄貴の方へ向かって行く。
守若の兄貴は僅かに反応したが、それでも昨晩のように寝室に逃げる事はなかった。
手を伸ばせば触れる事のできる距離で正面に立つと、起きてからずっと反らされていた視線がやっと合った。
佐古「待っていてくださって、ありがとうございます」
何かに囚われたように動けずにいる守若の兄貴。
守若「待ってなんか……ない……」
いつもと違って弱々しく言葉を紡ぐ兄貴が顔を右に反らす。
その仕草に吸い寄せられるようにオレは左手をソファーについて退路を断ち、昨日何度も触れた左首元を右手ですり、となぞり、上半身を屈めて左耳朶を甘噛みする。
守若「~~~~~っ」
そんな少しの刺激にさえ、びくりと体を跳ねさせて息を飲む兄貴の反応が否応なしにオレを煽る事を、兄貴はまるで理解していなくて苦笑してしまう。
両手で弱々しくオレを押し退けようとしながら「佐古ぉ、お前何で昨日からおれに触ってくるんだぁ?」
今さらそんな事を言われる。
さすが純粋100%な守若の兄貴……。
オレは兄貴の顎を掬ってぐっと自分の方に向かせる。
佐古「守若の兄貴、好きです…………愛しています」
一語一語、はっきりと言う佐古の表情はとてもとても真剣だった。
しっかりと自分を見つめてそう告げる佐古の手は震えていて 、緊張しているのが伝わってくる。
言い終えると兄貴の、不思議そうに瞬くその美しい紫の瞳に吸い寄せられるように顔を寄せて、彼の唇に自分のそれを重ねる。
ちゅ、と啄んで離れ、またすぐに啄む。
何度も。
何度も。
その甘ったるい時間に、次第に守若の兄貴の瞳が、表情が蕩けてくる。
守若「……は……ぁ……ん……」
零れる吐息も甘くなっていく。
微かに開いた唇の隙間にぐっと舌を入れると、震える兄貴に構わず更に深く舌を絡めた。
守若「んぅ……っ」
やっぱりうまく呼吸できないようで、意地悪くずっと舌を重ねられて離れる様子がないオレの、顎を掴んでいる右手をのけて顔を振って長い口付けから逃れた。
守若「はぁっ……はぁっ……」
紫の瞳を細めて荒い呼吸をする守若の兄貴がまた何とも言えない色香を漂わせている。
もう、認めざるをえなかった。
体が熱くてたまらないのは、佐古の事が……。
体が熱く疼いて頭がぼんやりして、このままだとどうにかなってしまいそうだった。
佐古は余裕があるようで微かに笑みを浮かべながら(本当は全く無いのだが)再び左首元をすり、と撫でてくる。
その手を抑えて堪らずおれは目を逸らした。
守若「佐古……っ、まどろっこしいの……やめろぉ……っ」
震える声でどうにか言葉を紡ぐ。
守若「お前が触ると体が熱くなってくる……から、責任……取れぇ……」
顔を真っ赤にして、それでも言った後にオレと視線を合わせてくる。
まさか守若の兄貴がそこまで言ってくれると思わなくて、気付けばオレは涙をこぼしていた。
佐古「守若の兄貴ぃ」
感極まって、守若の兄貴の体を抱き締める。
守若「何でそこで泣くんだぁ、佐古ぉ?」
兄貴は何故オレが泣いているか分からずに困惑している。
まぁ恋愛に疎いこの人には一生分からないだろう。
でも、そんな守若の兄貴が好きなんだよな。
肩に額を乗せて守若の兄貴の匂いを嗅ぐ。
守若「うぅ……犬みたいに嗅ぐなぁ……」
恥ずかしそうに顔を赤らめる兄貴。鎖骨を舌でなぞると甘い声が出そうになって手首を噛んで抑えようとしている。
守若「んっ…………」
服の下から手を差し込んで胸へと指を這わせると守若の兄貴は、違う、と頭を振った。
守若「は……ぁ……佐古ぉ……、何度も言わせん……なぁ……、もぅ……早く……しろぉ……っ 」
間接的な愛撫ではなく直接的なそれで、早く溜まった熱をどうにかしたいのだろう。
佐古「ではお言葉に甘えて」
ズボンと下着をゆっくり下げてゆくとちゃんと腰を浮かせてくれる守若の兄貴に、オレは顔を綻ばせる。
膝まで脱がせると、愛撫を待ち望んで硬く勃ち上がり涙を零している兄貴のものが丸見えで……。
思わず「エッロ……」と口走ってしまった瞬間、渾身の張り手が飛んできて、オレは後ろに吹っ飛んだ。
佐古「いったぁ~~~、兄貴ぃ、もうちょっと手加減してくれないと……! 」
はたかれた頬を押さえて思わずそう言って兄貴を見ると、それはもう真っ赤になっている兄貴が居て。
守若「今すぐ電気を消せぇ、佐古ぉ」
低くドスを効かせた守若の兄貴の声にオレは素直にハイ、と従った。
テレビを消せと言われなかった のは、音と映像で少しでも気が紛れるからだろう。
はたかれたおかげで、オレも少し冷静になれた。
再度守若の兄貴の正面に来ておもむろに跪き、左手でぐっと兄貴の右膝を引き上げ、右手を兄貴自身に絡ませる。
守若「あぁっ……ふ……ぅく……っ 」
待ち望んだ直接の刺激は思ったよりずっと強く体に響いたようで、守若の兄貴はオレの肩にしがみついてくる。
指で上下に扱くとその声は甘く上擦った。
佐古「守若の兄貴、すごく素直に反応してくれて嬉しいです」
そんな事を言われても、与えられる快感に頭がぼうっとしてもう何も考えれないようだった。
守若「ぅあ……、さ……こぉ……」
限界が近いと悟ったオレは鈴口を指先で刺激した瞬間、兄貴の体が大きく跳ねる。
守若「あぁッ……ーーー!」
迸った白濁はオレの指と兄貴の服を濡らしていく。
促して残滓を出し切らしてから手を離すと、兄貴は余韻に顔を蕩けさせた。
次回 最終章 下
諸事情により投稿が大変遅くなりごめんなさいです。
最終章下の投稿後にTiktokも再開する予定です。
コメント
3件

待ってましたあぁ!!!次回も楽しみです!