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次の日、ガルドさんは呆気なく…超あっけなくリコールされた。
そうして、ガルドさんは多額の借金がある事が暴かれ、その日のうちに街を夜逃げして行ったのだった。
無事にガルドさん事件が終わり、新市長になったダルクさんに頼んでリーゼルさんを牢から出してもらった。
もちろん、リーゼルさんは行く場所が無いので、シャロン宅に…
しかし、手狭だ…
というか…
屋根ないし、床ないし。
俺はマヨネーズ販売で稼いだ金で、マットを4枚買った。
とりあえず、屋根は無いけど、寝る分には良いはずだ。
「フォッフォッフォ。
ふかふかじゃのぉ。」
「ありがたやーありがたやー。」
「わぁ!
マットってこんなに柔らかいんですね!」
みんなが感動する。
さぁ、稼がなくては!
そして、リーゼルさんも手伝ってマヨネーズ販売をしていたある日。
「今日は畑に行ってみますので、マコトさんはマヨネーズ屋を頑張ってください。」
シャロンが朝そう言った。
「んー…
いや、俺も畑を手伝うよ。
マヨネーズ屋はリーゼルさんにやってもらおう。」
俺は言った。
畑の収穫ともなると、一人では大変なはずだ。
そう思ったのだ。
しかし…
「こっちですよ!」
「え、まさか、ここ…?」
俺が驚いたのも、そのはずだ。
そこには、雑草の生い茂る雑木林のような畑?があったからだ。
「ほら、野いちごがなってますよ!」
「いや、シャロン、これはもっと整備した方が…」
「鎌を買うお金が今までは無かったから…
それに男手も…」
シャロンは言う。
「よし、今から耕そう!」
俺達は魔導具の草刈り鎌(勝手に刈ってくれる。少し高いが。)と普通の草刈り鎌で、畑の草を綺麗に刈った。
よし、次は耕す番だ。
俺達は鍬を振る。
綺麗に耕せた。
「わぁ!
これで、野菜もニョキニョキ生えますね!」
と、シャロンは手放しで喜ぶが…?
「うーん、ここ、さ…」
俺は土団子を作ってちょんちょんとつついた。
土団子はボロボロと溢れていく。
「何してるんですか…?」
「ほら、作った土団子がボロボロに壊れていくだろ?
これは、土地が痩せ細っている証拠なんだよ。」
「えーと…
ど、どうすれば?」
「うーん、腐葉土か牛糞があれば…」
「腐葉土はモンスターのうじゃうじゃした山に行かないと無いですし…
牛を飼っている牧場もこの貧乏街には…」
シャロンが言った。
「そう…か…
じゃ、もう、アレしか無いな。」
俺は言って歩き始めた。
「ど、どこに行くんですか!?
マコトさぁぁん!」
「ゴミ捨て場だよ。
あ、本物のね。」
「え、偽物があるんですか?」
「え!
いや、こっちの話!」
そして、生ゴミ置き場に到着した。