テラーノベル
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爆撃がやんだあと、森の中は煙と埃に包まれていた。
地面には折れた枝や葉が散らばり、空気はまだ熱を帯びている。
🩵が倒れた🩷の腕をそっとさすりながら、言った。
「大丈夫?動けるか?」
🩷は涙をこらえながら小さく頷いたが、膝から血がにじんでいた。
🤍が近くの草を摘み、そっと傷口に当てて包帯代わりにしようとした。
「痛いけど……負けない」
🩷が震える声で言った。
❤︎も手伝いながら、みんなに声をかける。
「怖くてもいい。俺たちがいる。絶対にひとりじゃない」
僕もできるだけのことをしようと🩷の背中を優しくさすった。
みんなの目が少しずつやわらかくなり、恐怖の中にも小さな希望が灯った。
「もう少しで安全な場所に着く。ここで諦めるわけにはいかない」
💜が決意を込めて言った。
僕たちは手を取り合いながら、ゆっくりと立ち上がった。
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