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わぁ…黄色い薔薇の花言葉、友情と平和🥀隼人くんに贈るアモンの優しさがじんわり沁みました。その後の風邪からの医務室シーン、熱に浮かされた隼人くんの行動にドキドキしちゃった…!ルカスの「ごゆっくり♪」でさらに拍車かかってて思わず笑った(笑)アモンの戸惑いが可愛すぎるし、番外編ならではの甘くて少し切ない空気感がすごく好きです💭
⚠BL要素アリ⚠
ある日─
アモンが庭仕事をしている時だった。主はルカスとベリアンと一緒にグロバナー家に行っており、隼人1人で庭に出ていた。
(◯◯はこっちでも忙しいんだな。…まぁこの屋敷の主が◯◯だから仕方ないのか。)
隼人は外から屋敷を見て、こんな大きな屋敷なのかと実感し、執事達の仕事も大変だなと思っていた。
「1人っすか?」
アモンが庭で水やりをしているところに隼人がやって来た。
「ああ。◯◯はベリアンとルカスと一緒になんつったっけ…?お偉方んとこに行ってて居ねぇんだわ。」
アモンはグロバナー家の所に行っていると分かったが、流石に此処に居る以上ちゃんと教える必要があるな、と思った。
「グロバナー家本邸っすよ!フィンレイ様の所っすね。きっと貴族からの依頼でもあるんすよ。ってうわぁ!!」
使っていたホースが壊れてしまいアモンとその場に一緒に居た隼人は、ホースからの水を被ってしまった。
「またっすか…」
「冷てっ!アモン、何してんだよ…」
まだ暖かさはあるものの気温が低くなって来た季節のため、水浴びをするにはもう遅い季節だった。
「っくしゅん!… このままじゃ風邪引きかねねぇな。風呂にでも入って来るか。なぁ…アモンも風呂入んねぇと風邪引くぞ?」
アモンは自身の事よりも花壇のお花達の心配をしていた。
(まだ水やり終わってないのにこのままじゃあっちの方のお花が…)
アモンがじょうろに水を入れ水やりをしている姿を見て居た隼人は、アモンの側に行きじょうろを1つ手に取った。
「2人でした方が早く終わんだろ?さっさと風呂入んねぇと風邪引く。それこそ◯◯が心配するだろ?」
「…ありがとうっす。」
アモンは照れ臭そうにしながらも隼人にお礼を言うと、2人で水やりを始めた。
(アモンがこの屋敷の庭仕事してるからこんな綺麗な花が育つんだろうな…花もこんな風に育ててもらえて嬉しいだろうな。)
隼人はアモンの花に対する想いに感心し、2人で手分けしてお花に水やりをしてから数十分後に終わりを迎えた。
「隼人のおかげで全部出来たっすね!…これは手伝ってくれたお礼っすよ。」
アモンはそう言うと、黄色の薔薇を隼人に渡した。隼人はお花を渡された事なんてなかったため、内心どうすれば良いのか分からなかったが隼人は素直に受け取った。
「ありがとな。…花とか貰った事ねぇからどう反応すれば良いか分かんねぇけど、こういうのも嬉しいもんなんだな。」
隼人は黄色の薔薇を少し恥ずかしげに頬を緩ませて見ていると、アモンは少し得意げに薔薇の花言葉を言った。
「薔薇全体の花言葉は愛、美、情熱の意味があるんすけど、黄色の薔薇は友情、平和、嫉妬の意味があるんすよ!
隼人には最初の2つ…友情と平和の意味を込めて送るっす。花の事なら俺に任せてくれれば何でも教えるっすよ。」
隼人はアモンの花の知識に呆気にとられたがやはり改めて凄いなと感心し、持っている黄色の薔薇を見て微笑んだ。
「ありがとな。そんな意味があるとか知らんから余計にこれ大切にしたくなったわ。」
隼人はアモンと一緒に庭で微笑んでいると隼人は再びくしゃみをした。
「っくしゅん!…さびぃ。完全に体冷えちまったな。戻って風呂入ろうぜ。」
アモンは隼人が風邪を引いてしまうかもしれないと思い2人は屋敷に戻っていった。
次の日─
「っくしゅん!…風邪引いた。熱あるし悪寒するし鼻水も出るし、根性で仕事やるしか…」
主は心配そうにしていると、ドアをノックする音が部屋に響き渡った。主が返事をすると アモンとルカスが部屋に入って来た。
「…昨日、水被ったまま一緒に水やりさせちゃってたせいっすね。ごめんなさいっす。」
「今日はお仕事は休んでここでゆっくり療養する事ですね。」
主は隼人の頭を撫でると、額にキスをした。
「隼人…無理しなくて良いから、屋敷でゆっくり休んでね。ルカス、隼人の事よろしくね。私は仕事行ってくるね。」
主はそう言うと、指輪を外し仕事に向かって行った。アモンとルカスは主に挨拶をすると隼人を起こした。
「主様のお部屋よりも医務室に行こうか。歩けるかな?…無理はしなくて良いからね。」
隼人はベッドから起き上がり、歩こうとするが熱もあるせいかふらついていた。
「肩貸すっすよ。」
アモンはずっと浮かない顔をしながら、医務室に運んだ後も隼人の側から離れようとはしなかった。その様子を見たルカスは、アモンに隼人の看病を任せる事にした。
「何かあったら何でも言ってね♪」
ルカスはそう言うと医務室から出て行き、医務室にはアモンと隼人の2人になった。
「…いつまでそんな顔してんだよ。ハァ…らしくねぇな。責任なんか感じてんじゃねぇよ、俺が勝手にした事だろ?」
アモンはそれでも自分のせいでという気持ちが拭えずにいたその時、隼人はアモンの腕を引っ張り引き寄せるとアモンの唇に自身の唇を重ねた。
「っん゙んー!っんぅ、ハァっ」
隼人はアモンの口元が緩んだ隙に舌を絡め取り深いものにしていき、逃げられないようにアモンの後頭部を持っていた。
熱のせいでクラクラする頭と、薔薇の香りが鼻腔をくすぐり、理性を失っていった。
「…ハァハァっ」
「ちょ、何するんすか!?俺は◯◯さんじゃないっすよ!」
隼人はアモンの服の上からアモンのものを優しく触っていった。アモンは複雑な気持ちではあったが、快楽にはどうしても抗う事が出来なかった。
(なんなんすかこの状況!?このままじゃ…)
隼人の手がアモンのものの先端から根元にかけて、ゆっくりと撫でていたその時ドアが開く音がした。
ガチャッ
「…あんまり汚さないでね、ごゆっくり♪」
ぷち
24,506
411
パタンッ
ルカスは部屋に入ろうとしたが、踵を返し出て行った。
「あ!ちょ、違うっすよ!!」
アモンは隼人の手を振り払い誤解を解こうとしたが報われず、しばらくは隼人との事をいじられたようだった。