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主様の誘拐事件後、執事達は主様がどこにも行かないように必ず手を繋ぐか、主様の両隣りに執事がいるようになった。



コンコンコン    ガチャ

ボスキ「失礼する。」                    ある朝のこと、ボスキは今日も主様の担当執事で、主を起こしに来た。

ボスキ「主様、起きる時間だぞ。一緒に朝食を食べに行こう」部屋のカーテンを開けながら少しお寝坊さんの主を起こす。

主「ん~、、」布団の中でモゾモゾと動いている。

ボスキ「ほら、主様。ロノが美味い飯を用意して待ってるぞ」と、布団の中にいる主を揺さぶる。

主「ぼすきにい、、だっこぉ」こう言う主にボスキはやれやれ、と頭を搔いたあと主を抱っこして食堂まで運んだ。

ボスキ「ほら、主様。着いたぞ。」と、椅子に主を乗せる。

主「ん。ありがとぉ」眠たいのにちゃんとお礼を言う主。偉い。

ロノ「主様!おはようございます!丁度ご飯が出来ましたよ!」

主「おはよぉ、」と、眠たそうに返事をする。

ロノ(可愛い、、)ロノはそんな主に微笑む。

ロノ「さぁ、主様!眠いと思いますが頑張って食べてくださいね!」

主「ん、いただきまぁす。」

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主「ごちそうさまでしたぁ。おいしいかったよぉロノ」

ロノ「ありがとうございます!」

ボスキ「それじゃあ、主様。部屋に戻ろう」


主の部屋

ボスキ「それじゃあ、主様。今日の予定を話すぞ。」

主「あい。」

ボスキ(返事の仕方、可愛いな、)そう思いながら、ボスキは今日の予定を話した。

ボスキ「主様、今日は夜に舞踏会がある。」舞踏会がなんなのか分からないという顔をする主

ボスキ「簡単に言えば、、、、貴族の人達がいるダンスパーティーだ。」勿論美味い飯もあるぞ、と付け足しで言う。

主「私、そこに行くの?」

ボスキ「あぁ、そうだな。主様がいやならいいんだぞ?行くか?」

主「ボスキにいも行くなら行く」

ボスキ「俺も警備で舞踏会に参加するからな。俺も行くが、、」

主「ほんと?じゃあ、私も行くよ」

ボスキは少し複雑そうな顔をした。ボスキは主を貴族の舞踏会には参加させたくないのが本心だ。あんな奴らの所に主様を行かせるのが不安だ。だが、主が行きたいと言うならしょうがない。主様の言葉は絶対なのだから。

ボスキ「そうか、それならフルーレに衣装を作るよう言っとくか。」

ボスキ「それじゃあ、主様。舞踏会は夜に行われる。その間まで遊んでていいぞ。」とボスキが微笑むと、主は笑顔で喜んだ。

主「ほんと!?それじゃあハナマルとアモンと遊んでくる!!」と言って主は部屋から出て行った。

ボスキ「今日も元気いっぱいだな、うちの主様は。」と、少し苦笑しながら言った。


舞踏会の数時間前。

ボスキ「主様、そろそろ舞踏会に行く準備するから来い。」と、外でハナマルとアモンと一緒に遊んでいた主を呼ぶ。ハナマルの姿は見えないが。。。

アモン「あっ、もうそんな時間っすか。それじゃあ主様、また今度一緒に遊びましょうっす!」

主「うん!また遊ぼうね!アモン!」と、ボスキの方へ走りながらアモンの方を向いて手を振る。

ボスキ「主様、ハナマルさんと、アモンと一緒に遊ぶと言っていたが、ハナマルさんはどこに行ったんだ?」

主「ハナマルはね!!今ね!ベリアンに怒られてるよ!!」(*´罒`*)ニシシと笑う主。

ボスキ「?なんで怒られてんだ?」

主がハナマルとアモンと一緒に遊んでいた時。ハナマルが外にいたベリアンを見て、悪そうな顔をし、ハナマルは主にベリアンに虫を投げようと提案をする。ハナマルは主様と一緒なら怒られないだろうと、やってみたが勿論、主様は言われてやったので怒らないが、(主からやっても怒らないが)ハナマルは別なので数時間みっちり怒られたとさ。そして今もベリアンに叱られている。

ボスキ「ベリアンさんに虫ドッキリやるとかハナマルさん頭大丈夫かよ、」と、ベリアンに叱られる想像をしたボスキはうわぁ、(?)という顔をしていた。

主「ふふっ♪ベリアンに怒られてる時のハナマルの顔面白かった!」と、人が怒られているのに笑顔な主。怖い。

ボスキ「そうか、主様が楽しいなら良かった。」


主の部屋

フルーレ「あっ!主様とボスキさん!おかえりなさい!」

主「ただいま!フルーレ!」

ボスキ「それじゃあ、主様。俺は先に会場に行ってくる。来る時はフルーレと一緒に来いよ。」と言ってボスキは部屋から出て行った。ボスキが出ていく際に少ししょぼんとする主

フルーレ「あ、主様!どうぞ、こちらの衣装きてみてくださいませんか?主様に似合うと思います!」

数分後

フルーレ「うん!流石主様!!良くお似合いです!!」

主「ありがとう、フルーレ!!やっぱりフルーレは凄いね!!!」と、笑顔でフルーレを褒める主。

フルーレ「い、衣装係として当然です!」と、褒められたのが嬉しいのか、主の笑顔が素敵なのか林檎のように真っ赤になりながら言うフルーレ。

フルーレ「あ!やばい!主様!!そろそろ出ないと遅刻します!!行きましょうか!」と、部屋にあった時計を見たフルーレは焦りながら主と一緒に馬車に乗って舞踏会の会場まで行った。

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