『太宰〜自殺したそうな顔してないで仕事やれ〜?』
太宰「遥奈くん、このキノコ食べても良いと思うかい?」
『否、駄目に決まってんでしょ』
この[太宰治]という男は“とても”が付くほどの自〇マニアで、
認めたくは無いがとても頭が良い。
まぁ“ずる賢い”と言った方が妥当かも知れないだが、時々恐ろしい顔を見せる男だ。
太宰「ねぇ、敦くん。」
敦「どうしたんですか?太宰さん」
太宰「このキノコ、食べても良いと思うかい?」
敦「駄目に決まってますよ。何を言ってるんですか…」
『よく言った!敦くん!』
この敦くんと言う子は“元”特定猛獣で闇市で70億の賞金首の子だ
国木田「おい、太宰。」
国木田くん!
彼は“理想”と言うものが大好きだ。理想を追求するが故の弱点もあるが、仕事と戦闘はできる真面目な男だ。
一回で良いから国木田く〜ん!ここに変な人がいまーす!って太宰のこと叫んでやりたい…面倒臭いからやらないけど。まずやる意味ない。
太宰「国木田くぅ〜ん、このキノコ、食べても良いかい?」
国木田「そんな事良い訳がないだろ!」
『そうだよね、国木田くん。ところでなんか要件あったよね?』
国木田「あぁ、太宰と遥奈、お前らに合同の仕事だ」
『は!?』
え、太宰(こいつ)と!?嫌なんだけど…まぁ、多分それなりの覚悟があってのことだと思うけど…こいつとだけは…
太宰「え〜?」
『国木田くん、私、嫌だよ?』
嫌だ、嫌すぎるぅ!
国木田「お前らに指名で依頼が来た」
指名…?条件に当てはめたのか?
太宰「国木田くん、それ罠じゃなくて〜?」
確かに罠という可能性も出てくる…けど条件で当てはめてたら、それっぽい事は何もない。だから相手も相
当な覚悟で依頼をしていると私はおもう。
『多分それ覚悟で言ってきてるでしょ』
国木田「良くわかったな。」
合ってた…
太宰「その理由は、戦闘能力と頭脳をかけ合わせた者を条件に出されたからだね?」
太宰に戦闘力があるかは疑問でしかないけど…
『あと1つかけてない?』
太宰「何がかけているんだい?」
あるとしたら…
『それは…』
国木田「正解だ。」
『よし!』
太宰「正解したところで何も変わりもしないのを忘れていたよ…」
『大丈夫だ。最初から“変わる”なんてことはないのだよ』
元から“変わる”なんて運命があったらこんなことにはなってない
国木田「で、仕事について教える。」
遥奈・太宰『は〜い」
国木田「まず、場所だが〇〇高層ビルだ。」
『まさか…』
国木田「あぁ、そのまさかだ。」
国木田「任務場所は裏社会、つまり反社のパーティー会場。」
太宰「で、その会場で調査をして来いというわけかい?」
国木田「そういう事だ。」
『てか、なんの調査?』
国木田「梵天という組織に行った娘の捜索だ」
『え、国木田くんって娘いた?』
太宰「そんなわけ無いよ遥奈くん、だって国木田くんは重度の理想主義者で女性にも引かれてしまう程なん だよ?愛人がいる訳がないじゃないか」
国木田「…」
こりゃあだいぶ効いたな…
『く、国木田?』
国木田「すまん…ちょっと考え事をしていた」
『そっか。』
国木田「で、その娘の件なんだか、依頼者は母親だ。話を聞くには梵天のNo.2に連れ去らてそのまま帰って来ないという事だ。」
太宰「じゃあ張り切っていくしかないね!」
…はりきれるもんけ?と思ったがそれは閉まっておこう
国木田「時間なんだが明日の19:00からだ、社長から変装して行けとの事。」
さっきの言葉は撤回しよう。張り切って頑張ろう!!!←変装大好き
太宰・遥奈『りょうか〜い」
このときは思いもしなかった…
まさか…あんなところで
コメント
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今回は見てくれて有難うございます! こんにちは主です! 今年も残りわずかですが、見てくださった皆様・♡をしてくれた皆様、有難うございます! そして、来年も是非見て下さると、とても嬉しいです! また来年に投稿予定ですので、またその時に。 良いお年を!