コメント
4件
わぁ!見るの遅れました😭ほんとに最高です!!リクエストしたまんまに書いて下さりありがとうございます🥹
最後とか最高すぎでした‼️😘💗 浮気系あんま見ないんですけど 最高でした🥹🩷
ええ、え、え、神っすか?!?!😘😘💞え、、まじ好きです大好きです結婚しましょう!!!
ちょっと胸糞悪い/🔞少/首締め
急いで書いたのでね!!!ちょっと雑になっちゃいました!!すません!!!!😘😘😘😘😘😘😘😘😘😘😘
水がコンクリートに打ち付けられる音がして外を見る。案の定外では大粒の雨が地面に降り注いでいた。桃くん傘もって行かなかったなぁ..朝は晴れてたもんなぁ..とソファを立ち上がり靴を履く、自分用の傘と桃くんの分と手を伸ばしたところで俺は手を引いた。そしてそのまま傘を1本だけ持って、雨が降り注ぐ外へ飛び出した。
赤「..来なきゃ良かったなぁ..」
簡潔的に言えば桃くんは浮気をしていた。見知らぬ女の人の腰に手を回して、相合傘をして。ホテル街へ歩いて行ってしまったのだ。最近関係が冷めてきたから一緒に傘に入って話をしよう..だなんて、考えていたのだけど。途中から歩く気力もなくなってシャッターが降りた店の前で座り込んで、絶対泣くもんかと決めていた癖に鼻を啜る。情けないなぁ..と自己嫌悪にまで走ってしまう。自分のせいでどんどんマイナスな面に持っていかれる。
赤「だれか、おれを慰めてくれ..」
「君立ちんぼ?」
ラブホの中はピンクにまみれてるのだろうかと想像していたが、案外そうでもないようだ。暖色の暖かい雰囲気の部屋が心地よい。雨に打たれたせいでぺったりと肌に張り付いた衣類を脱ぎ捨てて裸でベッドに飛び込む。じっとしたまま静かにしていると部屋にはシャワーがタイルに跳ね返る音が響いた。その元筋には桃くんではない、知らない男が居る。背徳感にゾクゾクと身の毛がよだつ。ベッド脇の棚に入っていたローションを取り出して穴の中に仕込み、指を挿し込む。入口付近のふにゅふにゅとした柔らかい箇所を触るとすぐに体は反応し始めた。こんなえっちな体になったのも、全部全部桃くんのせいだ。と俺を置いて遠のいて行く桃くんの背中を思い出す。
赤「ぅ、ぐす..ふぅぅ..おいてかないで、ひとりにしないで..」
我ながら馬鹿だと思う、自分で思い出して泣くなんて自殺行為だ。
「はは笑、また泣いてんの?その彼氏サンのことなんか忘れちゃうくらい..俺が気持ちよくしたげる」
でも今は、俺のぽっかりと空いた心を埋めてくれる相手がいるのだ。
それから幾度となく男に会った。桃くんは良くて俺はダメだなんて、そんな理不尽なことないだろう?寂しくなる度会ってセックスして凹凸を埋め合う。頭を撫でてくれる手が暖かくて気持ちがいい、こんなこと桃くんはしてくれない。もう俺はその人にメロメロだった。桃くんとの別れ話はいつしようか、荷物もまとめて〇〇くんの家に住まわせてもらおう..と開き直って桃くんを切り捨てることを決断した。
桃「お前浮気してんだろ..?」
そんな中桃くんは珍しく俺に真面目な顔で話しかけてきた。もしまだ俺が桃くんのことを好きだったら、冷や汗を全身でかいて縋りついていただろう。だがそれは『もし』の話であって俺はもう桃くんに対してなんの感情もない、呆れを通り越して無なのだ。何も言わずに黙ったまま見つめ返していたらそれを肯定と読み取ったのか顔を歪めて何故だと問いかけてきた。何故?と頭の中がはてなマークで埋め尽くされる、コイツは自覚がないのか。こんなに馬鹿だったか。いやこんな人と関係を持った俺が馬鹿だったかもしれないな。
ズカズカと荷物を詰めたバックを片手に廊下を突き進む、その間も後ろから何か言っていたが全て無視した。靴を履く前に花瓶の横に置いてあった鍵を桃くんに押し付け、「じゃ」と突っぱねて靴を履く。合鍵を片手に俺のことを呆気な顔で見つめる桃くんは非常に無様だった。
赤(ざまぁみろ、ばぁか。)
赤「ッは!、゛、!..く゛..ぅぅ..」
何が起きたのか一瞬理解出来なかった。体が回転して目前には暗くて表情が見えない桃くんの顔がある、そして俺の首元には桃くんの手が。それらを踏まえて首を絞められているのだと脳で理解した。頭の中は気持ち悪いくらい冷静で、体はじたばたと死にかけの魚のように跳ねている。死ぬ、死ぬ、と酸素を求めて息を吸おうとする。もうダメだと脳で冷静に判断する、ガリガリと力が止まらない桃くんの手を爪で掻く。そんな状況で、耳鳴りが止まない耳で、俺はしっかりと聞き取ってしまった。
桃「俺を捨てないでくれ..赤..」
どの口が言ってんだ。
赤「や、やめ、て..」
桃「俺が浮気してんの見たんだ、そっか、ごめんな。でも俺は赤のこと許してやれないかも..ほんとごめん..」
自己中でゴメンと本当に思っているのか分からない声色で呟く桃くん、ずぱずぱと肌がぶつかり合う音が気持ち悪い。必死の形相で桃くんを拒むがそれも阻止されてしまう、ヴーッヴーッと机の上の俺のスマホが痙攣し始めた。〇〇くんだ。俺がスマホに手を伸ばす前に素早く桃くんが奪い取り画面を見る、すると不快そうなしかめっ面をした。そのまま電話を切り、何かをカチカチと打ち始めた。やめろ、やめてくれと手を伸ばすとぐりっ♡と腰を押し付けられてしまう。
桃「わ、か、れ、よ、う..」
指を動かしながら入力する内容を口にする桃くんに血の気が引く、嫌だ嫌だと鼻水と涙で顔をぐちゃぐちゃにしながら桃くんに縋る。「あ、既読ついた。」と呟いた一言を絶望感と共に受け止めて、びゅーッと中に出された精液も大人しく受け止めた。