テラーノベル
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あぁ、この気持ち。君に伝わってしまえばいいのに。
曽野舜太side
俺は大学2年生のピッチピチの20歳!!それなりに大学生活に慣れてきて友達もいっぱいできて大学ライフを満喫中。
今日は一限から授業があるため、朝から大学にいた。いつもの教室に入り、いつもの席に着く。テキストをカバンから出してスマホを見て待つ。
「しゅんおはよぉー」
「おぉじゅう!おはよーー!」
隣に座ったのは友達の柔太朗。俺が大学で一番最初にできた友達。最近はどっちも暇だったら基本一緒に遊んでるくらい仲がいい。お互い一人暮らしをしているため、お泊まりに行くこともよくある。
「今週末提出のレポートやった?」
「当たり前やんもう終わってるで。」
「さすがしゅんしゅん。俺まだ1文字も書けてない。」
「やばいやん!大丈夫なん?笑」
「いけるいける〜」
見てわかる通り柔太朗はふわふわしてる。いっつもだ。毎回レポートはギリギリだけど遅れたり提出しなかったことはないらしい。真面目ではあるんよな。
数分して教授が来たため、授業が始まる。俺はノートパソコンを使って勉強するタイプだが、柔太朗はノートに書くタイプだ。柔太朗、字汚いのになんでノートに書くんだろうか。まぁ人それぞれ勉強の仕方があるから何も言わんけどな。
この教授、授業始まってすぐはいっつも雑談なんよなぁ。はぁ、とため息が出る。
ふと視界の端っこにうつった人を見る。あ、あの人またあの席座ってる。前髪ちょっと切ってる。似合ってて可愛い。
名前も知らない。学科も知らないし年齢も知らない。声すら聞いたことない。けど最近気になってる彼。彼と俺の共通点はこの月曜日の一限の授業だけ。
目がすごく大きくて、肌が白くて、俺よりは身長低そうに見える。キリッとした凛々しい眉毛。綺麗な顔立ちをしてるその人を最近俺は無意識に見てしまうのだ。
ぼーっとその人を眺めていたら雑談が終わったらしくスライドが動いて授業が始まったことに気付いた。
授業が始まっても俺はあの人が気になってばかりで集中できていなかった。最近見すぎて彼の癖がわかってきた。
スクリーンに映るスライドをその大きな目で真剣に見つめながら、シャーペンを一定のリズムでトントンしてる。多分一所懸命に考えてるんだと思う。凛々しい眉毛がさらに凛々しく、眉間にシワも寄せちゃってる。そんな様子ですら可愛い。
でもきっと、目が合ったら、目が合ってしまったら、俺は何も言えなくなるだろう。
コメント
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のりもちさん、第1話読了したよ〜🌸 主人公・舜太くんの「気になる彼」への視線がもうどストライクすぎるんですけど!?😭💕 前髪切ったの気づいたり、眉間にシワ寄せてる姿すら可愛いって思うの、まさに恋する人の思考回路だよね…! 柔太朗とのゆるい会話の空気感も好き。最後の「目が合ったら何も言えなくなる」って一文にキュンが詰まってたよ✨ 続き、どうなっちゃうの!?気になる彼の声、早く聞きたいなあ〜🎀
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