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3月下旬。
猛君の受験は終わり、結果も出ていた。
結果は……
残念ながら不合格だった。
電話では浪人して来年完璧な状態で受験すると前向きな姿勢を見せていたけど、やはりショックだったのだと思う。
気合いを入れ直すと言って連絡の取れないまま2日が経ち、猛君からの連絡で今日は猛君の家にお邪魔する事になった。
ピンポーン♪
「よー。来てもらって悪かったな」
「ううんっ早く会いたいなって思ってたところだったから……」
「……部屋行こうぜ」
「うんっお邪魔します」
いつも通り振舞ってるけど……
やっぱり何となくまだ元気がない様に見える。
猛君の部屋に着くと、部屋がいつもよりも雑然としていた。
「散らかっててわりぃなここ座れよ」
猛君はベッドの上に座って自分の隣りをボンボンと叩いた。
そこに座ると猛君は私の腰に腕を回した。
「はぁ……受験期*****************
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