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お風呂を出ると


メモとともに


服が置かれていた






・・・



今適当に買ってきた


サイズは多分あってる


着てね



・・・






文章はどこか優しさを感じる



袖に腕を通す



少し萌え袖になる程度だが


サイズは丁度いい。




ズボンは少し引きずるくらい




暖かい





部屋を探して


薄暗く少し寒い廊下を歩く




俯きながら歩くと



ドンッ



っと誰かにぶつかる。






ふと顔をあげると、



あのときのお姉さん



髪の毛がサラサラの






「わっ、ごめんね~、」






『髪…きれー、』






「髪…?」






あ、言っちゃった、



無意識






「髪、私がサラサラにしてあげるー!」






『ぇっ、?』






まさかすぎた



私…まだ髪乾かしてないの忘れてた



そもそも乾かすっていう概念が無かった






『…いい、の?』






「もちろん!任せてよ!」







そう言うお姉さんは笑顔



太陽のように輝く笑顔




とても可愛い






・・・






「じゃーオイル付けるからそこ座ってー!」






おいる、?



なにそれ



とりあえず言われたままの場所に座る






お姉さんは良い匂いのオイル、?


をもってきて



手に数滴出し、私の髪に付ける




ドライヤーを手に取り、




乾かし方に気をつけて


私の髪を乾かす。





乾いてからは


アイロン等で



綺麗にしてくれた







「おまけにメイク」


「してあげるっ!」






メイク、



やったことないな






考え事をしているうちに、



私の顔は変わっていく



少しずつ可愛くなる



いつもの私じゃないみたい

'' 好き '' なんてきっと嘘__。

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