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zm ✕ syp
叶わぬ恋(両片想い)
地雷さんバック
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わんくっしょん 。
俺には好きな人がいる 。
長年片想いしている 。
「 sypくん ! やっほ〜 ! 」
「 来んの早いすね … こんにちは 、 zmさん 。 」
「 今日は 、 昼飯一緒に食おうと思ってな ! 」
コイツ 、 syp !
俺の一個後輩で 、 ちょっと塩対応やけどおもろいやつ !
煽りスキルがめっちゃ高い !
「 なぁなぁ 、 今日な ? knがなんも無いところでずっこけてん ! 」
「 先輩らしいっすね 。 」
「 ほんでそれに気づかずにdi先生がknに引っかかってこけてん ! 」
「 ふ ッ 、 滑稽っすね 。 」
「 おもろいやろ 、 sypも居れば良かったんに ! 」
「 そっすね 。 間近で見た方がおもろそうや 。 」
なんて何気ない話をしながら食べる 。
五限目のチャイムが鳴って 、
「 じゃ 、 俺戻るわ ! 」
「 ワイはサボるんで 。 また 。 」
「 またな〜 ! 」
「 な 、 なぁzm 、 また屋上行くん … ? 」
「 え ? うん 、 だってsypくんが … 」
何を言ってるんだ今更 。
shoだって今まで何も言ってこなかったじゃないか 。
なんで今なんだ ??
「 … っ 、 なぁ 、 現実見よーや 。 」
「 sypくんは死んでんねん 。 もう戻らん 。 」
「 … いや 、 何言ってんの ? 」
「 sypくんは生きてるで 。 変なこと言わんといて 。 」
さて 、 早く行かないと待たせてしまう 。
屋上に行くと 、 やっぱりsypくんがいた 。
「 sypくん !! 」
「 … 、 あ 、 zmさん 。 」
「 聞いてや 、 shoがさぁ !! 」
「 … zmさん 。 」
「 ~~~~~~~~~~~~ ! 」
「 … ッッ 」
ワイの声は届かない 。
姿も何も見えない屋上で一人 、
zmさんは虚しく俺に語り掛ける 。
「 zmさん 、 俺はもう居らん 、 居らんすよ 。 」
「 ね 、 現実見てください 。 お願いします 。 」
「 〜〜~~~~~~~ !! 」
" 少年よ 。 "
" 一度だけチャンスをやろう 。 その声で伝えよ 。 "
「 … !! 」
神様が喋れるように … ??
いや 、 今しかない 。 今伝えろ !!
「 zmさん 。 」
「 !? … ッあ 、 俺ばっか喋ってたな 、 ! 」
「 本当は気づいてるでしょ 、 ワイが死んだこと 。 」
「 … っ 、 うん 。 」
「 ワイはもうすぐ喋れなくなる 。 だから今言う 。 」
「 前に進んでください 。 ワイに囚われないで 。 」
「 あなたには 、 shoさん達がいるでしょう 。 」
「 … うん 。 分かった 。 」
そう言ってzmさんは 、
食べようとしていた弁当を閉じて 、
下へ降りていった 。
ああ 、 伝えときゃ良かったなぁ … っ
「 好き 、 でしたよ 。 zmさん 。 」
もう届かぬ声に想いを乗せて 。
溢れ落ちる言葉は花びらのように風に乗って 。
好きです 、 zmさん 。
好きでした 、 zmさん 、 。
コメント
1件
最初の方、少しだけ会話が噛み合ってないんですが... 上手くいってました...??