はい、なんかね、うん。
昨日漫画だったからねー
ちゃんと1話?プロローグ的なの書くよ。
ちゃん、やればできるから。
✧••┈┈┈┈┈┈••✧
貴方がここへ入ってきた時からでした。
私がおかしくなってしまったのは──────
────“ 綺麗な囚人が入った ”
その噂を聞いて、気になって見に行ってみた。
本当に綺麗で、私の出会ってきた中で一番に輝いていた。
美しく、儚く、そして、憎らしかった──
彩「ん……あ、入間さん。」
キィ、と音を立てながら鉄格子の扉が開く。
銃兎「……大丈夫、ですか」
冷や汗が頬を伝う。
目が赤く、泣いたことが彼の目から分かる。
彩「…泣いちゃったんですか?」
来ます?と言うように膝をポンポン、と叩く。
また、それに乗るように銃兎も彼の膝へと頭を委ねる。
彩「怖い夢でも見ちゃいましたか、?」
優しく頭を撫でる手は、銃兎の母を連想させる。
銃兎はグスグス、と鼻をすすりながら重たい口を開いた。
銃兎「貴方がっ……いなくなって…ッ、」
そこまで言うのがやっとなのか、目元を腕で覆う。
しかし、彩はいつも気高い銃兎がそんな姿になっているのに驚きもしない。
慣れたかのように銃兎を優しく抱き寄せる。
彩「大丈夫……大丈夫です…僕は何処にも行きませんよ…。」
泣きわめく子供をあやすかのように背中を優しく撫でる。
そんな事をされたからか、銃兎も少しずつ落ち着いていった。
銃兎「……ッ、」
ギュゥッ、と彩のことを抱き締めては、肩に顔を埋める。
彩よりも背が高いのに、今では子供のようだった。
彩「…僕は、入間さんのこと、悪徳警官だなんて思ってませんよ……」
閉じていた目を開けばそうそう伝える。
銃兎はその言葉に反応したのか、抱き締める力が強まった。
銃兎「………でも…私は…っ」
そこまで言うと止めるかのように彩が銃兎の口元へと手を運ぶ。
彩「シーっ、それ以上は駄目ですよ…?」
ふふっ、と笑みを浮かべては手を退かす。
それもまた、銃兎を安心させる仕草なのかもしれない。
どこまでも、永遠に。
結ばれたかった。
もっと早くしていれば、貴方と────
ああ!もう何もかも…遅かったかもしれない…!
────END
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関係性?設定的なの。 嘉挫李 彩(がざり ひかる) 誰にでも優しく接しており、本当は無罪だという噂がよく刑務所内で囁かれている。 🐰の相談相手、また、依存対象。 🐰から依存されているのは勘づいているが、敢えて触れていない。 罪状はさつ人の容疑で逮捕。 あまり外には出ずに、作業を淡々とこなしている。
うわいいわこれには俺もニッコリ☺️(?