「春ちゃんー♡?」
「げ、……」
朝っぱらから灰谷(兄)かよ、まあ弟がいないだけマシ…………
「何その濁点に濁点つきそうな声。可愛くな」
「……げげ、げ、」
言ったそばからフラグ回収……弟も登場かよクソ……左右囲まれたクソ、……
「朝っぱらからオメーらと出会えてキブン最悪、マジで返せ」
「何をよ」
「俺のも、ち、べ!!!!!!」
あはは、と適当に笑い そんなんなくていいじゃーん、とありふれた答えを返される。
「今日どーせ暇でしょ?俺らに付き合って」
スリ、と蘭の冷たい手が頬に触れて思わず表情が固まる。
「ッチ……マジで死ね、どけ、」
「あはは、こわーい♡」
「…………」
あはは とヘラヘラした笑いが流れ、蘭がうるさい口を開いた。
「さっきも言ったけど、春ちゃん、ちょっと手伝って?どーせ暇じゃん?」
「あんな、俺は暇じゃねぇ。分かったらさっさとどっか行け。そのまま死んどけ」
「ひっどいなあもう。俺らのこと大好きな癖に♡♡」
「は?大っ嫌いだけど。死ね」
その発言でその場の空気感がガラリと変わった。灰谷の表情が暗い。よく見えないけどいつもと違う雰囲気を醸し出していた。
「春ちゃんさぁ、ちょっと生意気じゃない?流石に大っ嫌いはないよねぇ」
「っぁ……、いや、ちが……」
「ひでーな、傷ついちゃった」
「っひ、ぃごめ、なさ……、」
10cm以上高い蘭はもちろん、同じくらいの竜胆でも見下ろされている感じがしてままならない。
気がつけばベットの上だった。
「ぃ、゛ごめんらさぁ…………、ぅ、ん…ふ、ぁ、」
チュッチュぅ と乱暴な優しさの欠けらも無いキスが降ってくる。少し息苦しい。
「ん、ぷぁ、♡……あれ竜胆はしないのー?」
「俺ゲイじゃないし、多分はるちゃんじゃ勃たねぇ気がするから」
その言葉を聞いて別に求めている訳でもないけどいきなり見放された感じがして悲しくなった。
「えー竜胆しないんならつまんないじゃん」
「じゃあアレやれば?」
「いーじゃん」
そう言うと蘭は棚の奥をゴソゴソと漁りだした。
「あったあった」
「…え、これって……」
「そ。ローター」
グチュん♡
「っあ゛んっ♡…ふ、はぁ、ん」
「んじゃあねー♡♡また来るから」
「っは、まちやがれ、…ッんん…」
ガチャ、バタん
「は、ふ、ん゛んっ動いちゃ、う…」
自分と一緒に動くローターの微動に体がビクッと跳ねてしまう。
──────────
「にーちゃん?はるちゃん置いてきていいの?」
「そういうプレイなの!」
「ふぅーん……」
我ながら読めない兄貴だ。こんなのに付き合わされて三途はたまったもんじゃないと感じているはず。可哀想に。
「で、これで監視するって?」
「そーそ。カメラ仕掛けてて良かったあ♡」
ニヤニヤと怪しげな笑みを浮かべる兄が、俺の目には他の誰よりも 恐ろしくてどうしようもない人間なんだと思った。
30分後………
「ぁ゛っ♡、も、い゛きた゛くなぃ…ッ」
イキすぎで疲れた。もう出したくない。でもきもちい。そんな矛盾したことを思っていた時……
ガチャ
「…………!!」
「やっほーはるちゃん元気?」
この場に似合わない明るい声色が響いた。
「てめ…っこれ止めろや、ッぁ゛あーー…ふ、ぅ…」
「うわっwビッショビショじゃん。
どんだけイッたの」
「あ…♡っぁーーー………ッ゛、」
快感に素直な俺の口からは あー…… とだらしない声が漏れる。
「半分飛んでんじゃん。ほんと雑魚」
そう言い竜胆が俺の頬をツンツンと触る。蘭より行動に温かみがある気がする。
「うわー…後ろ解してないのに、ローターだけでこんなドロドロ、、。」
「もう入りそうじゃん?」
グイっと尻ごと左右に開かれ、ほぐしに解された俺のアナルはヒクヒクと動いてしまう。
くぱぁ………♡
「ん゛っ、♡ぁ、ぅ…ーーー…♡」
ず、ッ…ずプっ……♡
蘭のちんこが宛てがわれた途端、一気に奥までずるりと入ってきた。
「ぁ、ぁ゛あ〜〜〜っっ♡♡おく、っ入ってる…ぅ、」
「うっわ、こんだけドロドロなのに締め付けえぐ、♡」
脳みそに快感が満ちて誰が何を言っているのかすら分からない。
「ぁ゛っ、♡も〜……、、だめ…いっちゃ、ぅ」
びゅ、びゅく……
そう言葉にするともう何度目か分からない絶頂を脳みそいっぱいに味わう。
「うわっ、精子出しすぎてちんこ勃ってないじゃん」
「ってか飛んでねー?」
起きろーという蘭の声とぺちぺち頬を叩かれた感触でおれの脳は現実へと引き戻される。
「ぁ、っふぅ゛…ぁあっ♡…ぇおれなんで、ちんこ…勃ってな、……っ♡」
「あーこれな、ただとせーしの出しすぎ」
「ぅ゛、ぁっ♡……?せーし出せな、っ♡」
「メスイキすればいいじゃん。できるよな?」
蘭のいつもより低いドスの効いた声で、まるでそれが当然の如く俺に命令を下す。
「ひっ……、で、できなぃ、メスイキ……こわいよ…………っ、」
「あ?気持ちよくなりたくねえの?」
竜胆がおれの顔をグイっと覗き込んだ。
「そんなにちんこからびゅーびゅー出してえのかよ」
「っンッ〜〜〜……、♡やっ、……ちが、ぁ」
「できるよな」
「俺らのはるちゃん」
ここからが 本当の地獄の 始まりだった。
──────────
やっと書き終わった、、
ほんとまじ申し訳ない こんなにも遅れてしまって……
でも書くのめちゃめちゃ楽しかったです!!
すてきなリクエストありがとうございました!
コメント
7件
うっわ安定に最高すぎる...🤤しおちゃんが作るはるち受け一番好きです🫶🏻💞 竜ちゃんが蘭ちゃんより温かみあるのまじで好きなんだけど共感者おらん?????
うぎゃあ最高すぎます🥹🥹👍もうほんとに天才です無理😇💕
最高すぎる🤦🏻♀️ 通知きた瞬間とんできたよ🫶🏻