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〜数時間後 0時 柊の部屋〜
ｶﾞﾁｬ…(暁月がドアを開き
暁月，ここが柊さんのお部屋です
柊，わぁ、！(ﾀｯﾀｯﾀｯ…と部屋の奥に走っていき
暁月，それであちらが…
柊，ねぇ！暁月！
暁月，はい？
柊，星だよ！すっごくきれい！
ｶﾞﾁｬ…ﾌﾞﾜーｯ…! (窓を開くと同時に冷たい風が流れ込み
暁月，！
柊，あっはは！すごいすごい！
(窓から身を乗り出し
暁月，！柊さん、そこは危険です！
早く窓を閉めて…
柊，え？(後ろを振り返り
暁月，だ…から……
暁月，ﾄﾞｸ…(目の前の神秘さに言葉を失い
柊，暁月…？
暁月，…ｺﾞｸｯ…
柊，どうしたの…？だいじょ…
ｷﾞｭｩ…(瞬く間に柊を抱き寄せ
暁月，っ…
柊，！！あ…えっ…？
暁月，やめてっ…ください。
あなたは自分の儚さに気づいていない…
暁月，私がどれだけあなたのことを大切に思っているかっ！！
柊，暁月…苦しい…
暁月，今にも消えてしまいそうなくらい、あなたが脆く見えて…もうたまらないんです…
柊，……
暁月，私ｯ…あなたのことが…
ｶﾞﾀﾝｯ…！ﾋﾞｭｩｩ…！(窓が当たり大きな音が鳴り
暁月，！
柊，……
暁月，あ…れ……すみません。
苦しかったですよね…
柊，…前の僕は、暁月のこと好きだったの？
暁月，え？
柊，暁月も、僕のこと好きなの？
暁月，な…何言ってるんですか…
私たちは従者の関係、
暁月，それ以上にも以下にもなれません
その事は以前にもお話したはずです。
柊，……
柊，そうだよね
暁月，(ごめんなさい…柊さん…)
暁月，さぁ、今日はもう遅いので寝ましょう
明日からは学ぶことが多いてますからね
柊，うん、わかったよ
柊，……おやすみ 暁月
暁月，おやすみなさい
暁月，良い夢を
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