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エミリア(スマホを触っている。)
ピコンッ(通知)
メールの内容⤵︎
鬱『もし暇なら仕事手伝ってくれんか?』
今、エミリアはトントンとの話し合いが終わり、今日の仕事を終わらせてオフィスで休憩を取っている。
いや、鬱先生目の前にいるのに何でわざわざメール?
エミリア「….鬱先生?」
鬱「んー?」
エミリア「なんで目の前に居るのにメールなんですか?」
鬱「んー….気分かな☆」
エミリア「私今休憩中なんですけど。その仕事鬱先生が溜めた奴ですよね。」
鬱「暇そうやから手伝ってくれん?」
エミリア「話聞いてました?」
鬱「いいや。」
エミリア「ですよね。」
鬱「とにかく今日中に終わらなそうやから手伝ってくれへんか?」
エミリア「えぇ〜?」
鬱「えぇ〜。」
エミリア「…..」
鬱「….だめ?」
エミリア「….今度なにか奢って下さいね。」
鬱「よし来た。」
エミリア「チーノさんの奢りは無しで」
鬱「え???」
鬱「無理….」
エミリア「よーし、頑張っちゃうぞ☆」
鬱「くっ….」
エミリア(どこかに電話をかける)
┈┈┈┈通話始め┈┈┈┈┈┈
エミリア「……あ、もしもし。」
電話の相手「はーい。」
エミリア「ショッピ君です?鬱先生が仕事手伝って終わらせてくれたら焼肉奢ってくれるらしいですよ。」
ショッピ「マジっすか!!今すぐ行きます!」
エミリア「2階のオフィスで待ってますよ。」
ショッピ「チーノも呼んで良いですか?」
エミリア「全然良いですよ〜」
ショッピ「ありがとうございます〜!」
エミリア「いえいえ?」
┈┈┈通知終了┈┈┈┈┈┈┈
エミリア「あ、ゾムさん達も….」
鬱「辞めてください」
エミリア「皆さん良かったですね。先生に焼肉奢ってもらえて」
ショッピ「ほんとですよ!呼んでくれてほんまにありがとうございます。」
チーノ「いえーい!ホテル行っちゃいますか〜?」
エミリア「冗談がお好きな様ですね?」
鬱「今日だけで財布ダイエット…..(泣)」
エミリア「ご馳走様でーす。」
ショッピ「あざした。」
チーノ「ご馳走様でしたぁ〜!」
鬱「くそっ…….」
楽しかったし美味しかった。また来たい。…..この人達と。
ショッピ「….どうしました?」
エミリア「….?」
ショッピ「なんかすごい悲しそうな顔になりはったんで….。」
エミリア「そうですか?」
ショッピ「えぇ。まぁ。なんでもないならええんすけど」
エミリア「別に何も無いですよ。ご心配どうもありがとうございます。」
ショッピ「あぁ、まあなんか嫌なことあったら言ってくださいね?」
…..!
エミリア「…..はい。ありがとうございます」
言える訳が無い。口が裂けても。
〜帰宅完了〜〜〜就寝前〜〜
エミリア(黙々と寝る準備を進めている)
…..また行きたい。今度はまた別の所にでも….
交信機(ザザ….ザ….)
!!
エミリア「….はい。」
交信機からの声「今日の報告は?」
エミリア「….今日は、例の〇国との××計画についてを書記長とーー」
エミリア「ーーーから戻りました。」
交信機「….分かった。」
エミリア「それでは….」
交信機「まあ待て。」
エミリア「….。」
交信機「例の計画の日付が決まった。」
交信機「2日後だ。」
エミリア「ふつっ….2日!?」
エミリア「いくらなんでも早すぎませんか?」
エミリア「まだ準備も出来ていないでしょう!」
交信機「….声が大きいぞ。お前が潜っている間、こちらでも色々あったんだ。」
交信機「お前がバレるのも時間の問題。できる限り早めが好ましいだろう?」
エミリア「…..まぁ。」
交信機「今日国会で決定されたことだ。2日後確実に行われる。今からでも心の準備を始めておけ。」
交信機「失敗は許されない。」
エミリア「……..はい。」
なんて不幸なんだろうか、?これじゃあまた今度、というのは二度と叶わない。どうすればいい?どうするのが正解?
….今は何も考えないで居たい。
エミリアはそう思った。