本編 3話
もうやめて、
昼休み
しに(本当に最悪)
しに(授業中も僕の噂が聞こえてくる)
流石に鬱陶しくなった。
しに(あ、ぺいんとさん達とお昼一緒に食べる約束してたんだった)
しに(あいつに捕まらないようにしないと)
教室から出ようとした瞬間
あいつの声が聞こえた気がした
いや気のせいなんかじゃなかった。
優希「おい」
優希「どこ行くんだよ、一緒に昼休み過ごそーぜ友達だろ?」
しに(見つかった、)
しに(ていうか友達なんかじゃないっての)
しに「ごめんなさい、違う人とお昼ご飯食べるんで」
優希「は?俺の言うこと断るの?」
優希「また何かされたい?」
しに「っ、」
しに「わかりました、」
優希「じゃあ校舎裏な」
しに「はい」
しに(まただ、もう解放されたって思ったのに、なんで)
しに(そうだぺいんとさん達に連絡しないと、)
LINE
ぺ「しにがみ遅くねー?なんかあった?」
し「すみません!新しい友達と食べることにしました!」
ぺ「おーいw俺たちと食べるって約束しただろ〜」
し「wほんとすみません!」
ぺ「まぁいいけどさぁ〜しにがみに新しい友達出来て良かったわ!」
し「なんですかそれw」
ぺ「wwwまた放課後な〜」
し「はい!」
しに「…..はぁ」
しに「行くか」
校舎裏
しに(あ、いた)
しに(なんか人多いな、仲間かな?)
優希「やっと来たーwww 」
モブ「あれがしにがみー?」
優希「そうそう」
モブ「なんかブスだねーwww女?」
優希「そうだよなwwwこいつこの見た目で男だぜ?気持ち悪いよな」
モブ「まじかwww髪とか長くてキショ」
しに(もうやめて、そんなこと僕が1番わかってる、)
優希「なーに、今すぐにでも泣きそうな顔してんの?きも」
モブ「もう手出しちゃっていい?ムカついてきちゃったwww」
優希「そうだなーもうやるかw」
ドンッ
しに「いたっ」
モブ「声もキモイんだねw」
モブ「聞くだけで鳥肌ー」
ゴッ ドスッ
しに「うっ…く…」
メキッ バコッ
しに「い…痛……ぅ…」
優希「なんてーー??w」
優希「まだいけるよね?」
モブ「あ!俺今タバコある」
優希「あぁなるほどな」
優希「貸せ」
モブ「はいはい」
しに(こいつなにする気なの、)
しに「は…?」
足に火のついたタバコが近づいてきたときは血の気が引いた。
ジュ〜
しに「あ゛っ…!」
優希「いいね〜苦しんでる苦しんでるw 」
モブ「まじおもろいwwwあ、そろそろチャイムなるよ優希」
優希「チッこれからが楽しみだったのに」
優希「このこと誰にも言うんじゃねぇぞ」
優希「これ以上のことされたくなかったらね」
しに「はい、」
しに「流石に火傷したか」
しに(あ、僕も早く教室に行かないと、)
今回はここでおしまいです!
次回はやっとぺいんとさん達がちゃんと出てきそうです!
あともしかしたら表現がしにくい場面だと私が描いたイラストが出てくるかもしれません
ではまたーー!
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