テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「最悪ッッ」
入学して10日目。席が前の奴を助けたら、思いっきりビンタ喰らった。どうしてこうなった!?
俺の名前は三山キョウヘイ。ようやく高校生になった。高校生活はめちゃくちゃ楽しい!幼馴染の奴や、新しく仲良くなった奴と
毎日楽しく過ごしてる。ってもまだ10日目だけど。部活はサッカー。小ちゃい時からずっと続けてる。家族とも仲がいい。
父さん、母さん、姉ちゃん、弟、俺、ばあちゃんの6人家族。俺はほんっとに幸せだと思う。
と思ったら!!!ビンタ!!男に!!一回も話したことないのに!!!悪態つかれてビンタッッ!!!
ことの顛末は30分前に遡る。
「残り3周〜」
今日は体力測定。今は持久走。みんなと走ってたんだけど、俺が速すぎていつの間にかひとりになったてた。何分か走っていたら
目の前にヒョロっとした感じの男子がひとり。めっちゃフラフラじゃん!
「ねぇ、だいじょぶそ?」
「、、、、」
無視された。こいつ周回遅れおくれじゃない?名前は確か水戸カエデ。俺の出席番号の1個前のやつだ。フラフラだし大丈夫かな
、、、ん?こいつ全身ジャージだ。今は春だけどそれなりに暖かい。みんな半そで短パンで走っているのに、こいつだけ全身
ジャージ。
ぽんぽん「暑くねぇの?」
肩を叩いて聞いた瞬間、
フラァ、、バタンっ
倒れた。みんなこっちを見ている。こいつもめっちゃうなされてる。ヤバい、どうしよう!こいつめっちゃ辛そう、、俺はとりあえず保健室まで運んだ。
先生は出張でいない。俺はこいつをベッドに寝かし、氷枕をしてやった。起きるまで看病してやれと先生に言われたので、こいつのことを見ていると、急にうなされ始めた。
「お、、、とう、さ、、、、ごめ、なさい、、、、、やめ、、、ゔぅ」
大丈夫か!?顔色も悪い。ジャージが暑そうだと思い上のジャージを脱がせる。と、
「なんだこれ、、、」
そこには細い腕いっぱいの傷があった。あざ、火傷、切り傷。見るのも耐えられないぐらい痛々しい。首には手の後のようなものまである。
「おいっ!起きろ!!!」
「え、、、、、何、、?」
「お前、その傷どうしたんだよ!?」
「、、、、、、、、、、、、、、、、」
冒頭に戻る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お読みいただきありがとうございました。