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ツナツナビール🍺
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ミメマ
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アンミン
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サビ組カラスバと暗殺者テオくんのお話。
ミアレシティの最深部、ここに訪れる者はそうそう居ない。
何せここの場所はわかる人にしか分からない危険な所だから。
サブマスターside
?「……マスターと話がしたい。」
「マスターは易々と出られる方ではありません、話なら私が聞きます。」
?「マスターじゃないとダメなんだッ!!マスターを出してくれッ!!」
「ちょっ!落ち着いて下さいッ!!」
テオ『騒々しいな、何事だ?』
「マスター!!この者がマスターに話を……、ちょっとッ!」
テオside
男はそのままサブマスターを押し退けて俺の前にやってくる。
?「…な、なぁ!頼むッ!殺して欲しい奴がいるんだッ!!俺の全財産渡すッ!なぁ、頼むよッ!!」
俺の足に必死になって懇願してくる男……。
テオ『……、その手……。』
?「…え?」
テオ『切り落とされたくなかったら離せ。』
?「ヒィッ!!も、申し訳ございませんッ!!」
テオ『…おい、気軽にココに通すなって話してあるだろ。』
サブマスター「す、すみません。ドアを蹴破りそうな勢いだったので……。」
テオ『……それで、テメェは何処から話を聞いてここに来たんだ?』
?「そ、それはッ……。」
テオ『俺はそこまで気が長くねぇんだ、早く言った方が身のためだぞ。』
?「……ッ!サビ組のッ!カラスバって奴が言ってたんですッ!!怪しいギルドがあるとッ!!それで俺はッ、貴方にして欲しいことがあるんです!!」
サビ組……ねぇ。
あんだけ悪者に見えて実はこの街のために汚れ仕事しとる奴らねぇ、ここ迄嗅ぎ付けるとは……。
テオ『……話、聞かせてもらおうか?』
?「…俺サビ組からお金を借りたんです…、仕事クビになって……妻子には逃げられて……。それで必死になってバイトもして休みなく働いて働いてッ!なのに!借りた時より利子が多くなっててッ!!」
テオ『契約書ちゃんと読んだのか?大体は資料に書いてあるはずだが?』
?「…うっ、それは……その時は必死だったから……。」
またコレか、大体の奴らはちゃんと読んでない、知らなかった、という理由で俺らを頼る……。
本当に馬鹿で救いようが無い。
テオ『…、まぁいいや、そんで?テメェの資産は?』
?「……ッ、い、1000万程。」
テオ『そんなにあるなら余裕で返せるだろ?』
?「駄目だッ!アイツらのやり方が気に食わねぇッ、なぁ頼む、サビ組のカラスバを殺して欲しい。金ならもう下ろしてきた。」
机の上には札束の数……。
別に金が欲しくてやってる訳じゃない、でも依頼は依頼だ……。
テオ『……分かった、そいつを殺したら金は貰う。』
?「あ、ありがとうございますッ!! 」
男はそのまま出て行った。
サブマスター「ちょっと!良いんですか!?サビ組ですよ!!彼らが簡単にボスに近付ける訳ないじゃないですかッ!!」
テオ『……確かになぁ、でも、俺の頭を舐めてもらっちゃ困る。』
サブマスター「本当に自信家なんだから!俺は知らないからねッ!」
テオ『はいはい、なら行ってくるよ。』
サブマスター「え!?もう?嘘だろッ!?」
サブマスターside
ガチで行きよった……。
本当に自分勝手なんだから……。
強く言えない俺も俺だな……。
アンタにとっくの昔から恋焦がれてんのに……。
コメント
1件
読み終えました……!ここまで番外編も含めて141話、本当に長い旅でしたね。まずは完走、お疲れ様でした。 最後のサブマスターの「アンタにとっくの昔から恋焦がれてんのに……」には、ぐっときました。長年テオの傍にいて、振り回されながらも想いを秘めてきたんだな……という切なさがじんわり伝わってきます。テオの相変わらずな「はいはい」と軽くあしらう感じも、らしくて笑えました。 本当に素敵な最終話でした。小鳥遊さんの紡ぐ世界とキャラクターが大好きです。長い間、楽しませてくれてありがとうございました!