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場面「5:00、晴れた暖かい日に周りに木が多い場所(森等)にいる」
感情「殺意」
言葉「昼、針」
行動「吐き捨てた」
炉留の終わり「それなのに、これ程のことになるなんて」
お題メーカー(診断メーカー)で出力した上記の要素を全て入れて書いた、nrkrの独炉留を載せています。少し特殊な書き方ですがご了承ください。
短い、展開が早い、拙い文、全てgt視点、殺人表現があります。ご注意ください。
ご本人様とは何も関係がありません。名前をお借りしているだけです。
あー、どうしようかねぇ。
( 午前5時。もうとっくにお日様は顔を出し切っていて眩しい、爽やかな朝を迎えていた。
…と言っても今俺が居る所は森。木の葉が光を遮って、木漏れ日を作るだけに留まっている。
今は春。特段暑い訳でもなく少し前までの寒さも消え去った須臾の丁度いい季節。そんな暖かい時に、俺は汗水垂らして穴を掘っていた。
っはぁ…元はと言えばおめぇのせいだよ
( 隣に寝転がっている友人にそう愚痴を述べるかのように伝えても、無視を決め込まれるだけで、”バカが、”なんて吐き捨てた。
なんで一人で地面を掘っているか。なんでまだここまでしか掘れていないのか。今までの行動に色々と不満が溜まり、ストレスが溜まる。あぁ、とても人を×したい気分だ。
…このままじゃ掘り切るのは昼になるかなァ……くそ、時計の針を戻したら今の状況そのままで時間だけ戻ったりしねぇのかよ。
( 0時ぐらいから寝ずにここまで来て、そのまま穴を掘っているのだ。夢物語を語っても許されるべきだろう。うがーっと頭を掻き毟って、先程無視を決め込みやがった友人に蹴りを入れる。だらりと感性のままに力なく転がった。
くそ、くそ、くそ。寝ていない上疲れている頭では何を考えてもイライラが募る。力任せに地面にシャベルを突き刺しては、全力で掻き出す行為を繰り返した。
最初、何からこうなったんだっけ。
ふと、そう思う。ただの口論。レスバ。言葉の殴り合い。それからアイツの嫌がらせにまで発展して、俺は。
何度も土を掻き出して、デカい石を取り除いて、形を整えて、死体が入るかを確認して。
元はただの口論。ただの。少しちょっかいをかけただけ、だけなのだ。
最初は、ただゲームをしていただけ 。
…それなのに、これ程のことになるなんて。