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康二side



向「…あかん、寝られへん」



布団に入って疲れてるはずやのに何しても寝れなくてずっと涙は止まらへんしもう最悪や。

そりゃ、仕方ないで記憶喪失やもんな、、、でも、、



向「なんで俺だけなん、?」


向「なんか悪いことでもしたかなぁ、、」



ラウールの目に入ってるけど入ってないあの感じ今だに慣れへんし、慣れたくもない。

どないしよ、明日は一緒に仕事や……



向「うー、、、嫌やなぁ、、」



このまま朝なんて来なければええのになんて何度願ったことか、でも神様はそんなん無視して朝を迎えさせてくるあたり性格悪いわ。

しんどい体をなんとか起き上がらせてなんとか楽屋に向かうとそこにはもうメンバーの姿があって自分が遅れてしまっことに今更気づいて謝りことなきことを終えてホッとしていると今1番会いたくない人に声かけられたんや、、



ラ「あ、こ、」



きっと、康二くんって言おうとしたんやろ?

でもな、今1番聞きたくないんよ、、、、

ラウールやけど俺の知ってるラウールじゃないから…………



向「おはよ、ラウールくん」



遮るようにそれ以上なにも言わないでって願いを込めて精一杯の笑顔で返したつもりやんけどなぁ、、

なんで、なんでラウールがそんな顔すんねん、、、



向「…めめ、今日飲みに行こうや、」


目「ん?うん、いいよ」


向「…ありがと、、」



それから仕事終わってそのままめめと2人で飲みに行ってベロベロになる手前で帰れって言われたから大人しく帰ってぼーっとしてたらピンポーンってインターホンが鳴って何か頼んだかなと思えば、、、



向「…なんで、」


ラ「…ハァっ、、康二くん、っ、、」


向「なっ、何しに来てん!ちょっ、」



無理やり家の中に入ってきたと思えば真剣な顔をして

何を言い出すのかと思えば記憶を思い出したって…



ラ「俺っ、俺、思い出したっ、!思い出したの‼︎」


向「…うそやろ、そんなわけないって、」


ラ「嘘じゃない…嘘じゃないんだよ!」


向「…やったら、、俺はなんなん、?ラウールにとって俺はなんなん、、?」



思わず聞いてしまった言葉に後悔が押し寄せる。

これで本当に思い出していなかったら?また、悲しみを味わうことになるのはもう嫌だ。



ラ「……俺にとって康二くんはメンバーであり俺の大切な恋人」


向「…っ、ほんまにっ、戻ったんっ、?」


ラ「うん、ただいま康二くんニコッ」


向「ラウールっ、!!ギュッ」



ぐしゃぐしゃに泣きながら抱きしめてくれる康二くん。

今までずっとこんなに大切な人を泣かせてしまっていたのかと思うと自分に本当腹が立って仕方がない、、



ラ「遅くなって、本当ごめんね、」


向「思い出してくれてうれしいっ、ほんまに、ありがとうっ、‼︎」


ラ「ねぇ、康二くん?」


向「ん?」


ラ「今日泊まっていってもいい?」


向「ふふっ、もちろんやん!泊まっていってよ」


ラ「やった、ありがとうニコッ」


向「…………な、ラウール?」


ラ「ん?なに、康二くん」


向「……ラウール」


ラ「なに?どうかしたの?康二くん?」



ずっと俺の顔を見て名前を呼んでくる康二くん。

どうかしたのかな、、?なんて思ってたらふふって笑初めて戸惑っていると両手で頬を包んで何かと思えば綺麗な笑顔を見せながら微笑みかけてきて思わずドキッときてしまう



向「ふふっ、ラウール!ラウール!」


ラ「もぅ、なに?康二くん」


向「ええやん、呼ばせてよちゃんとラウールの声で名前呼ばれたいねん!」


ラ「も、もぉ、、、そんなの嫌って言うくらい呼ぶよ」


向「ふふっ、離れてたぶん離されへんから」


ラ「そんなのこっちのセリフ」


向「おわぁ!……ラウール?」


ラ「康二くん、今から俺に沢山愛されて?」


向「ぁっ、……らうっ、ひぁッ!」



……………………………………………………



次の日の朝目を覚ますと腕の中ですやすやと眠ってる俺の大好きな康二くんを見て昨日の事は嘘じゃなかったんだと確信する。



ラ「ふふっ、、幸せだなぁ」


向「ん、ラウール?」


ラ「あ、起こしちゃった?ごめんね」


向「んーん、大丈夫やでニコッ」


ラ「……ねぇ康二くん、腰は大丈夫?」


向「ふはっ、大丈夫ちゃうけど気持ちよかったし、、それに、愛されてるってわかったから、、大丈夫、やで、」


ラ「っ、康二くん!ギュッ」


向「痛い痛い!強すぎるわあほ!」



メンバーのみんなに伝えるの忘れちゃってたんだけど楽屋に入ったらみんな分かっちゃったみたいでそこからはおめでとうの嵐だったよ



ラ「おはようございます!」


向「おはよ~!」


深「……ぇ、ラウール戻った?」


佐「ほんとだ!ラウール記憶戻ったんだ!」


ラ「えっ、なんでわかるの?!」


阿「そりゃ、朝からそんな手繋いで来たらいやでもわかるよ笑」


渡「朝からイチャイチャしすぎ」


宮「そう言って心配してた癖に笑」


目「よかったな康二」


向「おん!俺めっちゃ幸せやねん!」


岩「じゃあ改めて、おかえりラウール」


ラ「……ただいま!!」



end

……………………………………………………


この作品はいかがでしたか?

193

コメント

3

ユーザー

こんにちは、コメント失礼しますっ   ほんとに、めいさんだ、、、! 前垢の時から見させていただいてたんですけど、何しろWeb民なもんで、、、笑 コメントが出来るようになり、こうやって綴らせていただいてます。 めいさんの書く話はどれもめっちゃくちゃ面白くて、 生きる希望の一つになってました。 本当に、また巡り会えてよかったです、! 今回のお話もめちゃくちゃ面白かったです! 次のお話、期待してます!ファイトです!   長文失礼致しました、、、

ユーザー

コメント遅れました🥺 こーじは大切な人が一人欠けたらすぐ病んじゃうタイプだと思うから、今回のこーじはヤミヤミくんだね〜 ラウがこーじのことを忘れてしまったのはきっとこーじが1番大切な人だからだと思う! さっくんの対応が神すぎて彼氏にしたい笑😇✨💕 めいさん流石過ぎます!(・ω・` 次回の物語も楽しみしています!

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