コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あー大学キツ…じゃなかった、楽しいー
あ、今回は珍しくsgiさんがメインじゃない話を書いてみました。
結局は結構登場させたけど。
御本人様には一切関係ございません!!
ymmtさんside
…うぅ…あの2人、喧嘩しそうになってる…というか、してる…。きっかけは意見の食い違い。会議室にて、企画の内容を話していた時、伊沢さんが福良さんの企画の提案に少し異議があったようで、それについて話したら、福良さんが”それを改善する案を出して”とか言い出して、伊沢さんは”これからそこをみんなで考えよう”って言ったら、
“みんなが一緒の意見だと思ってんの?”
って、ちょっと挑発混じりの発言をしちゃったのが元で伊沢さんも
“貴方の可笑しな意見に賛成してる方があり得ないと思いますけどね”
なんて喧嘩を売っちゃったんだ。そこから2人はヒートアップ。いつも止めてくれる河村さんがテレビのお仕事の関係でいないから特に困ってる…。他の社員も怯えちゃってるし…でも僕にはあの2人を止めれるような力はない。こう考えている間にも2人の喧嘩は止まらない。
伊「大体、プロデューサーなんだから分かるでしょう?この問題点。そんなのも分からない人をプロデューサーにした覚えはないんですけどね。」
福「だから、さっきから僕ばっか間違えてるみたいな事言ってるけど、他の社員には意見も何も聞いてないのに何でそう言い切れるの?もしかして、他の人の意見も聞けないようなCEOなの?ガッカリだね。」
山「落ち着いてくださいよ…」
一応言ってみたけど、全然聞こえてなさそう…。
福「はぁ…もういい。この件はナシ。僕ちょっと外出てくるから。」
そういうと会議室をいきなり飛び出した。
伊「…ごめん、みんな。俺も頭冷やしてくる。」
そして、2人とも出ていってしまった。
山「…とりあえず、この件は一度置いておきましょう。まずはあの2人を何とかしないといけないんで。」
そういうと他の社員達は”分かりました”と言って、解散になった。
これからどうするべきなんだろう……。
sgiさんside
遅いなぁ…会議はいつも30〜1時間くらいなのに、今日長くない?なんかまとまんないのかな。
なんて考えていたら、山本が戻ってきた。
……なんか元気なさそう…?どうしたんやろ…
須「山本ー?どうしたん?」
山「え?」
須「元気なさそうやね?会議も長かったし…」
そういうと、山本は俯いてしまった。なんかあったな…
須「…何があったか、教えてくれん?」
山「実は…」
須「…はぁ…全く、うちのCEOとプロデューサーは…。」
山「どうしましょう…。」
須「…山本、1つ頼み事があるんやけど。」
山「?」
須「あのさ、…………………いい?」
山「あ、分かりました!」
須「んじゃ、行ってきますか!」
izwさんside
はぁ……喧嘩するつもりなんかなかったのに…山本にも、他の社員にも迷惑かけちまったな…
…福良さんが少しイライラしてそうなのは分かってた。最近、色々とうまくいかないっていってたから。休みを薦めたけど、休むと逆効果になる気がするって言われて結局休まず仕事したんだよね…。それで、やっと出来た企画だったのかもしれない。それに俺は意見した。多分、必死に考えたのに色々言われることに耐えられなくて、あんな態度になっちゃったんだろうな…それなのに俺は…
どうしよう……
?「伊沢ー?」
ん?この声って…
?「あ、いたいた!」
伊「……須貝さん?」
どうして…もしかして、山本から聞いたのかな。
伊「どうしました?」
須「…わかってるんでしょ?」
伊「…。」
須「可愛い後輩を怖がらせちゃ駄目でしょ?山本、止めようと頑張ってたんだよ?」
確かに…声が途中聞こえた気がする。でも、それにすら気を取られないほど福良さんと言い合ってたのか…。
須「…別にさ、意見が違う事っていけない事じゃないじゃん。」
伊「え?」
須「例えばさ、俺が野球企画やりたい!って言い出したらどうする?」
伊「えっと…前みたいなクイズノックですか?」
須「いや、ただの野球。」
伊「うーん…流石にサブチャンネルとかですかね…」
須「ほら!」
伊「え??」
須「俺は野球好きだし、そういうのをメインチャンネルでやりたいって思ってる。でも伊沢はきっとQuizKnockでやる企画としては少し物足りないって思ってるんじゃないかな。で、こうやって、意見が分かれちゃう。でもさ、どっちも悪い事を言ってるわけじゃないじゃん?さっき伊沢が言った、サブチャンネルにあげればいいって提案もそう。 そうやって、お互いの意見を消しあう事なく、野球をすることも、QuizKnockらしさを消さない為にどっちの良い意見も取り入れてくれてる。こうすれば2人は喧嘩せずに済んだんじゃない?」
伊「…!」
確かに、俺は否定してばっかりだった。だからこそ福良さんに”それを改善する案を出して”って言われて、それを考えず発言してたから、”これからそこをみんなで考えよう”なんて…。
須「でもさ、俺…そうやって意見が違う事も大切だと思う。」
伊「?」
須「喧嘩はよくないけど、そうやって意見出しあっていけば、最高の企画とかになるかもしれないじゃん!」
伊「あ…」
須「今まであっただろ?河村とも、それこそ、俺とも。まぁ、喧嘩には発展しなかったけどな。」
伊「…。」
それを…福良さんと出来れば…
須「…さ、謝る事、言う事決まったらはよ福良さんのとこに行ってきぃ。ナイスガイは伊沢の味方だぞー?なーんてな!」
伊「ふふっw」
謝る事…か。そうだ、あんな事を言ってしまったんだ。ちゃんと謝らないと。
にしても…あの短い時間でそんな事まで聞く時間あったっけ?もしかして、須貝さんの鋭さで見抜かれたのか??
…だとしたら、本当に敵わないな。
でも…この人がここに来てくれて良かった。
須「うし!笑った!その調子でいってこい!」
伊「はい!ありがとうございました!」
そう言って俺はすぐに福良さんの所へ向かった。
須「…頑張れよ、伊沢。」
2人がそんな話をしていた頃…
kwmrさんside
オフィスに戻ってきて早々、山本にお願いをされた。どうやら伊沢と福良が喧嘩?したらしい。ほんと手のかかる奴らだよ…
山本が、須貝さんからの伝言で、もうすぐ帰ってくる僕に”河村さんには福良さんの事お願いしていい?”と言ってきたらしい。あの人も帰ってきた僕を早々にこき使うとは…なにを奢ってもらおう…
なんて冗談はさておき…あっちも頑張ってるだろうし、こっちも頑張りますか。
fkrさんside
あーあ…伊沢なんも悪くないのに僕が喧嘩腰になっちゃったから、怒らせて喧嘩になってしまった…みんなに迷惑かけちゃうの分かってたのに…僕が必死になって作った企画に意見されて…そんなの今までたくさんあったのに…なんであんな事言っちゃったんだろう…。
?「おーい!」
ん?この声…
?「やっぱりここにいたか。」
福「河村?仕事は?」
河「2人が喧嘩して会議が長引いてる間に終わったんだよ。」
福「ウッ…」
河「…でも僕はお前を叱りに来たわけじゃない。」
福「え?」
河「どっちともヒートアップしたせいで色々言っちゃいけない事いったって点に関しては別だけどな。
…福良はさ、仕事が大変な中、また企画をつくってくれたんだろ?自分の考えたものに色々言われるのは正直悲しくなるのもわかる。だからこそ、伊沢に対して態度が悪くなっちゃったんだろ?」
福「…。」
河「僕だって嫌だからね。忙しい中、自分が考えたものに色々言われるの。でもさ、伊沢はきっと、福良の案を却下したかったわけじゃなくて、その異議のあった部分を修正して、よりよいものにしたかったんだと思う。」
福「よりよいもの…」
河「そう。視聴者さんにも楽しんでもらえるような動画を作っていくためにね。」
福「!」
河「…頑張りすぎも自分の為にはなってないってこと、分かったでしょ?」
福「うん…いつもなら怒らない所で怒って喧嘩しちゃって…」
河「疲れと寝不足だな。いつも頑張ってるお前が休む事を誰も咎めたりしない。だから、今週は早めに帰って休むこと!」
福「…うん!」
河「と、その前に、わかってるよね?」
福「うん、謝りに行かなきゃ…。」
ドタドタドタ……
…誰かが廊下を猛スピードで走ってる?
河「お、来たか。ちょうど良い。」
ちょうど良い?なにが??
河「んじゃ、僕は須貝さんにお茶ねだってくるから。」
そう言って、河村は出ていってしまった、
ていうか… 須貝さんにお茶ねだってくる??
なんかやらかしたのかな?須貝さん…(寝不足故、思考が上手く働かない)
ガチャン!!
福「うわっ!?」
河村がでていって2、3秒経った時、扉が勢いよく開いた。そこにいたのは…
福「!伊沢…?」
少し前に喧嘩をしちゃった相手だった。
伊「ごめんなさい!福良さん!俺、福良さんが疲れていながらも考えてくれてた事知ってたのに、あんな言い草して…”そんなのも分からない人をプロデューサーにした覚えはない”なんて言ってしまって…本当にごめんなさい!!」
…そう言いながら頭を深く下げた。…大人気なかったな…僕も…。
福「僕もすみません!自分の体調管理不足のせいでイライラしやすくなって、指摘されただけなのに、挑発するような言い方して、馬鹿にするような事も言って…ごめんなさい!!」
伊「…福良さん、会議やり直しましょう!今度はもっと良いものが出来るように!」
福「!うん!」
ymmtさんside
須貝さんと河村さんのおかげで2人は仲直りしたみたい。…なんか須貝さんが河村さんにこき使われてるけどなんでだろ?
…まぁいっか!
伊「山本、ごめんな、止めてくれようとしたんだろ?」
福「ごめん!迷惑かけて…」
山「いえいえ!2人が仲直りしてくれて良かったです!」
伊「ありがとな。あ、そうだ、会議さ、やり直す事になったんだ。他の社員にも言ってもうすぐ会議しなおす事になったんだけど、山本も来てくれるか?」
山「もちろんです!一緒に頑張りましょう!」
真面目に取り組むからこそ、意見の違いが生まれて、口論になったり、時にはこうやって喧嘩することもある。でも、これもまた僕達が成長するために必要な事。
もちろん喧嘩はダメだけど、そうなってしまうほど真剣になってるって感じるから。
これからも一緒に頑張っていきましょうね!
終
ちょい終わり方雑ですがお許しください。
あ、最後におまけのせときますので!
それでは、閲覧ありがとうございました!
おまけ
河「須貝さーん、お茶ほしいです。」
須「アンタさっきも飲んだでしょ!」
河「仕事帰りの僕をこき使われたから疲れがどーんと溜まってるんですよ。」
須「いつもそんな事言わんやん!」
河「あー、疲れたなー、どこぞのナイスガイにこき使われたもんなー」
須「分かった分かった!!淹れてくるから!あとこき使うって表現やめろ!!俺がとんでもなく最低野郎みたいになるだろ!」
河「やったー。」
須「聞いてます!!?」
鶴「珍しく河村さんが須貝さんいじめてて草」
終