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料理が運ばれてきた。
イタリアンには久しぶりに来た。
確か元カレとイタリアン来てからかなんて、そんなことを考えていると、
深澤さんが聞いてきた。
深澤「どしたの?なんか難しい顔してたけど」
考え込んでいて眉間にしわが寄っていたらしく、眉間をつんつんされる。
「あっごめんなさい、その、ちょっと考え事してて、、」
深澤「そっか、色々あるよね、、聞かれたくないことだったら話さなくていいし、、俺にちょっとでも話してみるのもありだと思うよ、、」
深澤さんは優しい。
少し考えてただけなのに寄り添ってくださって、
「いや、イタリアンっていつ来たかなって考えてて、、」
深澤「あー!そういうことね、あっもしかしてイタリアン食べたくなかった?」
「そんなんじゃないです!むしろ嬉しいし、幸せですし、(笑)」
元カレのことを考えてたなんて言えない。
でも私は、なにか心に引っかかっていた。
なんか、元カレのことで何かがあるんじゃないかって、
そんなこんなで、食事も終わり、デザートに目をキラキラさせていると、深澤さんはココアを頼んでくださっていた。
私は無類のココア好きなので、嬉しすぎて思わず大きな声で「ありがとうございます!!」
というと、「かわいい(笑)」って言われた。なんか表情もかっこよくてキュンキュンした。
本当に久しぶりだな。
こんなにキュンキュンするのって。
深澤さんは家まで送ってくださった。
深澤「じゃぁこれからもよろしくね!」
って言うと、私が部屋に入るまでずずっと手を振っていた。
楽しかったなんて思いながら光るネックレスを見る。
明日からつけていこうと思って、アクセサリーの箱の上に出しておいた。