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乱れた世界で君に出逢う

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乱れた世界で君に出逢う

23 - 一章 二十一話 生まれて初めての友達

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2024年11月26日

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総司side


僕は悟君達を此処で泊まらせてあげたい為、土方さんと近藤さんを試衛館内で探した。だけど、近藤さんは居たものの、土方さんだけはどうしても見当たらなかった。 僕は気になって、土方さんが何処に言っているのかと尋ねると、土方さんはまだ町で薬を売っているから今日は帰りが遅くなるんだと言っていた。ただでさえ土方さんは、怒ると鬼のように怖いことから僕のような子供から怖がられる人だ。もし、僕の知らない間に土方さんが悟君達を見つけてしまったら土方さんは、「此処はお前らのような餓鬼が来るところじゃねえんだ!さっさと帰りやがれ!💢」と怒って追い出すに違いないだろう。

僕は急いで近藤さんの部屋の中に入った。


総司(幼少期)「近藤さん!💦」

若かりし近藤「総司か、そんなに急いでどうしたんだ?💦」

総司(幼少期)「実は…。💦」


僕は悟君達のことと今の状況について近藤さんに詳しく話した。走ったせいか息切れをしてしまって話すのが遅くなったけど、近藤さんは過呼吸である僕の背中を優しくさすった。


若かりし近藤「そうか、その子達の為に助けてあげたいと思ったんだな。総司は、人に優しくしたあげたいと思ったのか。偉いぞ総司!」

総司(幼少期)「はい!☺️」


僕が嬉しそうに返事を返すと、近藤さんは僕の頭をポンポンと撫でた。その近藤さんの手が迚温かく感じられた。今は兄弟子達に虐められることは少なくなったけど、あの時と比べるとそんなにでは無くなったかな。それにあれ以来、僕と近藤さんは親しい中になっていき、今ではお互い兄弟のように振舞っている。ちなみに、土方さんと近藤さんも同じく僕から見たら兄弟のように見えるかな。



近藤さんに撫でられた後の僕は、近藤さんを連れて直ぐさま悟君達の方に向かった。僕達が悟君達の元に到着した頃には、町で薬を売っていた土方さんが向こうの門から帰ってきていた。


総司(幼少期)「遅くなってごめんね、悟君、風香ちゃん!💦」

五条(幼少期)・風香(幼少期)「お、総司が帰ってきた!・あ、総司君おかえり!」

総司(幼少期)「ごめんね遅くなっちゃって、お偉いさんである近藤さんを連れて来て遅くなっちゃった。💦」

若かりし近藤「総司、この子達がそうなのか?」

総司(幼少期)「はい!僕の初めての友達なんです!!☺️」

若かりし近藤「そうかそうか、新しい友達ができて良かったじゃないか総司!この子達の名前は何て言うんだ?」

五条(幼少期)「俺は五条悟!」

風香(幼少期)「私は姉小路風香って言います!」


悟君達が近藤さんに名前を聞かれると、二人は順番に自己紹介をした。土方さんは薬が入っている箱を縁側に置いて、悟君達の方にやってきた。土方さんは、風香ちゃんの近く迄来て若干眉間に皺を寄せた。


若かりし土方「此奴らが総司の新しい友達か?」

風香(幼少期)「こ、この人怖い…。💦」

若かりし土方「あ?💢」

風香(幼少期)「ひうっ!!💦」

ギュ

五条(幼少期)「俺に抱きつくんじゃねぇよ!気持ち悪いな!///💦」

風香(幼少期)「だってこの人、顔が怖いんだもん…。💦」


風香ちゃんが土方さんの顔に怖がる中、風香ちゃんに抱きつかれた悟君は嫌がる素振りをする。だけど、悟君だけは土方さんの顔に一切怖がることは無かった。


五条(幼少期)「風香は怖いとは言ってるけどよ、俺は全然怖くなんてねぇよ。」

若かりし土方「は?」

五条(幼少期)「本当だし。」

風香(幼少期)「え?悟君は、この人が怖くないの?💦」


土方さんのことを怖がっている風香ちゃんが悟君にそう聞くと、悟君から意外な言葉が出てくるとは思ってもいなかった。


五条(幼少期)「ああ本当だぜ。それに、俺が見た感じだとこの人は本当は優しい一面があると感じているからな。 」

風香(幼少期)「え?」

若かりし土方・近藤「!」

総司(幼少期)「!」


悟君の言葉を聞いた僕と近藤さん達は目を見開いた。今の悟君の発言で衝撃を受けてしまったからだ。悟君の話を聞いた土方さんは悟君の頭を撫で、イライラしていた顔から優しい笑顔を二人に見せた。土方さんの表情を見た風香ちゃんは惚れていたようだったけど、頭を撫でられていた悟君は若干嫌そうだった。


若かりし土方「そうか、お前には俺がそう見えていたのか。」

五条(幼少期)「あ、ああ。(-ω-´  )」

風香(幼少期)「!///」

若かりし土方「なんだ?」

風香(幼少期)「な、何でも無いです!///💦」


土方さんに惚れていた風香ちゃんは、土方さんに見られてしまったことに驚いてその儘顔を逸らした。当時の僕は、そういう関係は全く理解が出来なかったけど、大きくなった後の僕はそういう関係は段々と理解出来るようにはなった。でも、恋愛経験が全く無かった僕にはその会話は、試衛館時代の忘れられない出来事だった。



話が終わった後、僕はもう一度近藤さんに二人に試衛館の案内と泊めてあげて欲しいということをお願いした。初耳だった土方さんは、最初は否定をしていたけど僕があの二人の本当の理由の話を聞いた時は、戸惑い顔から驚きの顔になった。

これが、二人との出逢いでもあり僕の人生初の新しいお友達だった。

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