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太中
〜風邪(太宰ver.)〜
⚠️付き合ってる、同棲してる、
キャラ崩壊、口調迷子かも…
🤕→太宰 🎩→中也
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この前中也が風邪をひいてしまい、それを看病して、添い寝までした太宰。分かっていたことだが、その時の風邪がうつってしまったようだ。
🤕「うぅ、ちゅーやー…」
🎩「あ?んだよ、くっついてくんな!」
太宰は中也に後ろから抱きつくも、中也はそれを拒否る。今日くらいいいじゃないか…と、離れる気のない太宰。
🤕「ちゅうやー、おかゆ作ってよー…!」
🎩「誰が手前のために作るかよ!!とにかく離れろって!」
そのとき、ふらりと太宰の身体が傾いた。
🤕「っ…」
🎩「!?」
中也はとっさに太宰を受け止め、近くのソファまで連れていった。そして太宰を寝かせる。
🎩「…おい、あんま無理すんなよ。」
中也に心配されて、すごく目を輝かせた太宰。しかしその表情は、いつもと違ってどこかしんどそうでもある。
🤕「ちゅうや…♡心配してくれたのかい?」
🎩「はぁ!?ちげーよ!!俺の手間が増えるだけだろうが!」
それが嫌なんだよ!と、太宰に毛布をなげつけ、キッチンに向かった中也。
🎩(……お粥くらいなら、作ってやっても…)
太宰は中也から毛布を投げつけられるも、ついつい嬉しくてその毛布にくるまる。
🤕「あぁ、ちゅーや…そんなに私のことを思ってくれていたなんて…♡」
🎩「うるせぇ!別に手前のためにやってんじゃねぇっつってんだろうが!クソ太宰め!」
そんなことを言いながらも、お粥を作り始めている中也。それに気づいた太宰は、ますます嬉しそう。本当に風邪をひいているのか疑うような表情だ。
🤕「そう言いながらも作ってくれるじゃないか…♡」
そして数分後、お粥を作り終えた中也は、薬と一緒に太宰の所へ持って行ってやった。
🎩「ほらよ。食いたかったんだろ…薬もちゃんと飲めよ」
太宰は少しウトウトしていたようだが、中也の持ってきたお粥に目が釘付けだ。
🤕「ちゅーやー!これ、私のために?嬉しいよーー♡」
そんな太宰に眉をひそめていた中也。でも内心は、そこまで喜んでくれるなら作ったかいがあった、という気持ちもあるのかもしれない。
🤕「ねぇちゅうやー、食べさせてー」
唐突なお願い。驚いた中也は思わず、はぁ!?と声を上げてしまう。
🎩「飯ぐらい自分で食え!!」
🤕「だってだってー…!私、熱あるんだよ?今日くらい食べさせてくれてもいいじゃないかー」
太宰にそう言われて中也は一瞬迷ったが、すぐに拒否した。
🎩「…そりゃあ無理なお願いだな。病人はさっさと食って寝てろ!」
あとひと押しといったところなので、太宰は諦めないようだ。
🤕「ちゅうや、おねがい!今日だけでいいからー…!」
太宰に抱きつかれて、中也はどうすることもできなくなる。太宰の身体から熱が伝わってきて、流石の中也も見捨てることは出来ないらしい。
🎩「……はぁ、仕方ねぇな…今日だけだぞ」
🤕「わぁぁ♡中也、本当かい?」
太宰は中也の言葉に目を輝かせた。
🎩「…ほら、口開けろ」
中也はぶっきらぼうにそう言いながらも、どこか優しさを感じるような口調。
🤕「あーん…ん、美味しいー…!♡」
🎩「ふっ、そうかよ」
中也にお粥を食べさせて貰えて、とても満足そうにしている太宰。
🎩「薬も飲め」
🤕「えー、中也が飲ませてよー…」
もう今の太宰には何も言ってもダメだろう。そう思った中也は、顔をしかめながらも素直に太宰の要望を聞くことにした。
🎩「はぁ、ほんと手前な…」
こいつ、本当にしんどいのかよ…と、あきれ半分で疑問を持ちながらも、黙っていた中也。太宰はしんどいながらも、中也が看病してくれるなら悪くないという表情だ。
中也は薬を自分の口に含むと、太宰にそっとキスをする。そのまま口移しで薬を飲ませる。
🎩「おい、太宰。…ん、//」
🤕「ん…♡」
キスを終えて、すぐにそっぽを向いた中也の頬は、赤く染っていた。太宰は嬉しそうにしている。
🤕「ちゅうやー♡ありがとうー♡」
再び太宰が抱きついてきた。嫌そうにしながらも、そのまま寝室に向かう中也。
🎩「あーもう!うるせぇ!//」
🤕「中也も一緒に寝ようよー」
中也は太宰のお願いに、もうどうすることもできなくて、ベッドに潜り込んだ。
🎩「わかったからさっさと寝ろ!//」
やったー!と、太宰は中也に抱きつくようにしてベッドに入った。
🎩「…早く治せよ」
その言葉を聞いた太宰は、嬉しくて中也をぎゅーっと抱きしめた。
🤕「中也が心配してくれるなんて…!♡」
🎩「っ、//てめっ…!//もう寝ろっつってんだろ!//」
太宰は中也に抱きついたまま、2人は眠りについた。
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