耳慣れない単語に、頭の中で漢字変換するのに時間がかかった。
とうちょう……登頂旗? いや、違う。
「ええ!? 盗聴器って……ストーカーが使う奴だよね?」
「まあ、あんまり良い意図では使われねえよな」
「だ、誰がそんなもの仕掛けたの? まさか、風間くん……」
「いやオレじゃねえから! 仕掛けられんのは朱虎サンしかいないっしょ」
「朱虎が?」
あたしはまじまじとペンダントを見た。
ということは、最近のあたしの言動、朱虎は全部監視してたってこと?
今も?
ムカッとしてきて、あたしはペンダントに向かって怒鳴った。
「ちょっと朱虎! 何でそんな機能つけてんのよバカッ! このヘンタイ! 何とか言いなさいよ~っ!」
「トランシーバーかよ……盗聴器っても、四六時中聞かれ***************************
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