2度目の告白

次の日

💙「あ！まいたけくん」

❤️「元気そうやな」

💙「まだ体痛いけど元気だよw」

❤️「そっかお大事にな」

💙「うん！ありがと」

❤️「あ、てかまいたけくんって呼ぶのやめてや」

💙「え、じゃあなんて呼べばいいの」

❤️「呼び捨て。まいたけって」

💙「ええ…なんかちょっと恥ずかしいな」

❤️「1回呼んでみろよwほら」

💙「ま、まいたけ…」

❤️「そうそうそれがいいなー」

💙「わかったよ…頑張る」

❤️「うんw」

💙「あ、ねぇねぇ今日質問したいことまとめたんだ忘れないように」

❤️「おおー見してみ？」

ノートを開くと自分の質問もちょこちょこあったが…ほぼ俺の事についてだった

❤️「俺の事ばっかやんw」

💙「昨日話してて楽しかったからさ色々聞きたくて」

❤️「なるほどなーw趣味とか気になる？w」

💙「気になるよ〜まいたけ何好きかきになる！」

❤️「俺は〜…ゲームかな」

💙「へぇー俺もなんかやってた？」

❤️「お前はゲームとかあんまやんないタイプ。まぁ強いて言うならいつもポケカ持ってたイメージ」

💙「ポケカ？へぇー俺そんなのやってたんだ」

❤️「今度持ってきてやるよ。俺も少しは持ってるし」

💙「ちょっと気になる」

❤️「で？あとは…部活？俺はバスケだよ」

💙「運動できるんだすごい」

❤️「まぁ人並みだけどなw」

💙「俺はなんかやってた？」

❤️「お前は部活入ってないよ。運動はまぁできるよりの方だった気が」

💙「そうだったんだ。いいこと聞けた」

❤️「じゃあ俺からも質問していい？」

💙「いいよ。なんでも」

❤️「外でれるようになったらどこ行きたい？」

💙「んー…あ、今はあそこ」

少し考えてから病院の窓の外を指さす。その先には広い公園があった

💙「あそこまで行くのが夢だな。できれば自分の足で…」

❤️「リハビリ頑張んないとなw」

💙「大変なんだよ？リハビリって…痛いのに動かさなきゃいけない」

❤️「知ってるよ。俺もリハビリしたことある」

💙「そうなの？なんで」

❤️「少し大怪我してさwもうかなり前だけど」

💙「へぇーじゃあおそろいだww！」

記憶がなくなってからものすごく穏やかになったポケを見ているとなんだかむず痒い。お揃いなんて言うと「好きだよなーお前そういうのw」って呆れた笑顔しかしなかったくせに…

❤️「……」

💙「…？なんかあった？」

❤️「あ、いや何もw俺今日は帰るわ」

💙「うんまたね」

明日また行ったら記憶が全部戻っていつもみたいになってるなんて都合のいいこと起こってないかな…むりか