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なつらんですっ!!
どぞ!
桃side
桃「……」
スマホの画面を開く。
トーク画面は、最後のやり取りで止まったまま。
桃「はぁ…、」
打ちかけた言葉を全部消す。
『何してるの?』
『最近どうしたの?』
桃(聞いたら、終わる気がする)
静かな部屋で、独りで眠りにつく
数日後
橋の上から、ぼんやり眺める。
ふと、見えた。
桃「……ぇ」
見間違いかと思った。見間違いが良かった。
でも、違う。
(あれ、絶対なつ…だ)
隣にいるのは、知らない女。
距離が近い。自然すぎる。
それに…笑ってる。
(…あんな顔、前までは俺にしか見せなかったじゃん…、)
自分といるときと同じ顔。俺だけの特権じゃなかった。俺だけじゃなくなった。取られた。そういう思考が頭をよぎる。
桃「…そっか」
妙に冷静。自分でもびっくりするほど。元々期待していなかったからなのか。
(やっぱり、か。)
数時間後、紫の家
紫「で、最近どうなん」
桃「…別に」
紫「勉強って顔じゃねーだろ」
桃「普通だよ」
前を向けない。ずっと俯いたまま。
紫「なつとは?」
桃「…会ってない」
紫「は?」
桃「忙しいんじゃないの」
紫「それ、お前から誘ってんの?」
桃「…してない」
紫「なんで」
桃「……」
紫「おい、」
桃「したくないから」
紫「…は?」
桃「あんな浮気してる奴誘いたくない」
紫「え、待て待て、浮気??」
桃「会ったら全部分かっちゃうじゃん、浮気かどうか」
紫「浮気って根拠は?」
桃「見た」
紫「何を」
桃「…女と一緒にいるとこ」
紫「…まじかよ、」
桃「うん」
桃「笑ってた、今まで俺にしか見せなかった」
(もういいし…、別に、なつがいなくても生きてける、死ぬわけじゃないし、一人でいいし)
紫「…別れんの?」
桃「……分かんない」
紫「でも、好きなんだろ?」
桃「うん」
桃「だからほんとは嫌」
紫「……」
桃「でも、浮気してるかもしれない人と一緒にいるの」
桃「……辛い」
はっきり言う。
紫「じゃあさ」
桃「なに」
紫「別れてさ」
紫「俺のになる?」
桃「…は?」
紫「冗談ですやん、笑」
桃「……なにそれ笑」
(今の、なに)
ほんの一瞬、良いかもって思っちゃった。いるまならちゃんとしてくれそう。見てくれそう。…なつより。
比べてるわけじゃない。ただ、ふと思っただけ。
でも深く考えない。
考えたくない。
赫side
赫「……これでいいかな」
袋を見つめる。何度も確認したプレゼント。
(絶対喜ぶはず!)
そう思ってるのに。
赫「…最近、会えてないな」
(忙しいって言いすぎたかも、らん悲しませてるかな)
スマホを見る。連絡は来てない。
赫「…あれ」
赫(らんから来ないの、珍しくね)
少し違和感を覚える。でも。
(まぁ、いっか、どーせ拗ねてんだろ)
深く考えなかった。
桃side
桃「……」
また見てしまった。今度は、もっと近くで。
(……やっぱり)
笑ってる。
楽しそうに話してる。距離も、前より近い。
桃「……もういいや」
(確定じゃん)
胸は痛みが走ると同時に、まだ期待してた自分が嫌になる。
もう希望はないのに
(ほんとに、俺ら終わっちゃうのかな)
赫side
赫「んー、俺から誘うか」
LINE
赫『らん、今日会える?』
即既読。数秒後
桃『分かった、俺も話したい事ある』
赫『なら、駅前集合な』
既読。なにもこない。
赫「会話、最低限だな…」
(相当拗ねてんのか…?しかも、話したいことってなんだよ…)
桃side
桃「……なつ」
赫「ぁ、おまたせ」
目が合う。逸らす。
桃「ぅん、」
でも、前みたいな安心はない。
桃「…話ある」
赫「うん」
桃「別れよ」
赫「……は?」
赫「なんでいきなり」
桃「いきなりじゃない」
赫「……」
桃「分かってるでしょ」
赫「何が」
桃「……女」
赫「…女?え、どゆこと笑」
桃「…動揺してる?」
赫「いや違うって」
桃「もういい」
赫「話聞けって」
桃「聞く必要ない」
桃「見たし」
赫「…いつ」
桃「2回も、駅前」
赫「……え」
赫「それ、絶対違うぞ?」
桃「楽しそうだったね」
赫「……」
桃「俺といるときと同じ顔してた」
赫「いや、それは」
桃「もういいって」
(大丈夫、期待してなかったから)
桃「言い訳いらない」
桃「終わりにしよ」
赫「まじでなんかの間違いだって」
赫「見間違いじゃね?」
桃「俺だって見間違いが良かったよ」
桃「でも、なつだった、俺のあげたネックレス付いてた」
桃「…浮気するなら、そんなん捨てろよ」
赫「捨てれるわけねぇだろ。」
赫「そもそもだから、俺浮気すらしてねぇんだよ」
桃「でもっ、1週間前と昨日…っ」
赫「…ぁ、」
赫「…それ、店員」
桃「……は?」
赫「プレゼント選ぶの手伝ってもらってただけ」
袋を差し出す。
赫「これ、らんの」
桃「……」
理解が追いつかない。
(え、待って、どゆこと?)
赫「サプライズにしようとしてた」
桃「……」
固まる。思考停止。
桃「……は?」
赫「だから浮気じゃない」
桃「……なにそれ」
一気に力が抜ける。
桃「ぇ、じゃあ」
桃「全部、勘違い……?」
赫「……うん」
桃「……最悪」
手で顔を覆う。
桃「もう終わらせようと思ってたのに」
赫「それはさすがにやめて」
桃「……ほんとに?」
赫「ほんと」
桃「……」
(よかった)
でも。
(めっちゃ恥ずかしい)
桃「……いるまに相談までしたんだけど」
赫「うわ」
桃「しかもさ」
桃「別れたら俺のになる?とか言われた」
赫「は?」
桃「冗談っぽくね」
赫「……あいつ…」
赫「らんは俺のだから絶対取らせねぇ…」
桃「……笑」
桃「……まぁいいや」
赫「よくねーけど」
桃「とりあえず」
桃「浮気してなくてよかった」
赫「するわけねぇよ」
桃「ごめんね?」
赫「え、なにが?」
桃「せっかくのサプライズ台無しにしちゃった」
赫「…そんな事ねぇよ」
赫「らんが隣にいてくれたら、サプライズなんてどうでもいいし」
赫「多分俺サプライズもうしないし」
桃「え、?」
赫「だって、これ以上不安にさせたくねぇし」
桃「えぇ…嬉しいけど…でも、なつって意外とサプライズとか好きじゃん」
赫「でも、らんが隣に居てくれないと意味無いし、」
桃「そっか、/」
赫「照れてる?笑」
桃「もううるさいっ!!//」
赫「ごめんごめん笑」
赫「…ぁ、今日泊まりに来る?」
桃「もとからその予定」
赫「そっか、笑」
桃「…なつ、//」
赫「なに?」
桃「その…、まだ、不安だから…//」
桃「身体で教えて欲しい…//」
赫「…は、?」
桃「やっぱなんでもないっ!!//」
赫「おいこら、背向けんな、顔見して」
桃「やだ、//もう言わなかったら良かった…//」
赫「なんでだよ、もっと言っていいんだぞ?笑」
桃「意外と恥ずかった!//」
赫「ふはっ、可愛い笑」
桃「むぅ、//」
赫「ま、不安にさしたのは確かだし、」
赫「責任取らせてな?」
桃「ぅん、さっさと取れっ//」
赫「…笑」
.୨୧____________୨୧.
終わりぃぃ!!!
ねぇーまじでさ、最後いっつもRに持ってっちゃう…笑
癖かな?笑
それか、Rを無意識に求めてるのか笑
えーでもさぁ、ノベルでRむずいよね、
だから書かない((
こっちはほのぼのかえもい系ですっ
Rは全てシクフォニ短編集の方で書く
じゃね
コメント
16件
ふわっっっっっっっ! ぴぎぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! もう、ね⋯最高(๑•̀ㅂ•́)و✧
毎回Rが迎えに来てるwww
あっ ありがとすぎるね 🫶🏻︎🩷🫧 この ぺあ 結構 らぶ よ 紫先生 絶対 冗談 じゃ なくて うける