幻想入りした後、直ぐにレミリアさんに借りた自室に入ってベッドにダイブした。
部屋の広さは私の部屋と同じ位で、流石お嬢様だなぁと思った。
___この一日、いや一晩、本当に色々なことがあった。
“最愛の”妹と親から逃げたが、見つかって捕まりそうになったこと。
妹が「囮になる」と言い、私は逃げ、その結果私は助かり妹は死んだこと。
そしてその過程で、紫さんに「幻想郷」とやらに招待されたこと。
…自分でも引くほど色濃い一晩だった。
私は妹を失ったことで哀しみに暮れ、ずっと泣いて___
…と言う訳では無い。
キラや紅葉ちゃんと言った人達に自己紹介をする時間があったので、そこで涙は枯れた。
…逆に言えば、私は自己紹介が出来る位には精神が安定していたのだ。
妹を本当に愛せていたのか?今となっては解らない。
両親共に、妹を愛しようと思ってもずっと愛せていなかった。
だから、その分私が愛情を注いであげようって。
でも、私も結局のところ「姉としての義務」で愛していたのかもしれない。
両親のことは、妹の人生を終わらせたこと以外は恨んでいない。何故なら、出来損ないとは違って私は愛情を貰っていた。
「屑」の血も、色濃く受け継いでしまったけれど。
『あー…これからどうしよう。』
私は、早くも自身のことを考え始めていた。
結麗ちゃんですん。
家庭環境複雑骨折好きの人には、結麗×溜麗はたまらないと思いますん。
小説上手い人多くて萎えそう
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