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season3 start
「っは、はぁはぁ、なんだ?なんか長い夢を見た気がする。」もう朝だ。学校、行かなきゃ、うん?なんで、泣いてるんだ?止まらない。
やっと落ち着いた、準備しよう。
「はぁ憂鬱。」
「行ってきます。」って言っても帰ってくる声はない。俺は、ずっと一人暮らし。この大きい一軒家を1人で使っている。
いつもの通学路、何も変わりは無い。毎日同じことをして一日が終わる。まるで機械のように、って思ってたけど、
「おはよ〜新堂くん〜」げっまた来た。
「おはよう。朝から元気だね。」朝が苦手な俺からしたらちょっとありえないくらい元気。
「そう?ありがとうニコ」あ、笑った。こう見ると、可愛く笑うな。
着いてしまった。憂鬱な、学校に、、、
「あ、2人ともおはよー」あれは、確か、神谷くんのお友達?えっと、雨宮さん。
「お、おはよう。」こっちも元気。
「………」
「って悠馬くんは、無視ですか?新堂くんはちゃんと挨拶してくれたんだけどな〜」
「はぁ分かったよ!おはようおはよう!」あ、意地になった。
「っくくく笑」
「あ〜笑った!」
「え?笑われた、」2人は本当に、
「仲良しだね。」
「でしょ〜」
「はぁ?なんで?」全く個性の違う2人なのに、結局は、一緒に居る。相棒みたいだな。
「それじゃあ、俺はこっちのクラスだからまたね〜」同じ学年なんだ。気づかなかった。
「俺らもクラス行こー」
「うん。そうだね。」
「おはよう〜」
「あっ転校生!おはよう〜」
「転校生じゃなくて、神谷悠馬です〜」
「なんでもいいじゃん、あはは笑」もうクラスに馴染んでる。いいな、
「お、おはよう、」
「………」あ、また無視か、もう慣れた。
「はぁ、なんで新堂くんのこと、無視するの?」
「え?」咄嗟に声を出してしまった。
「そっか、神谷は転校してきたから知らないのか、じゃあ教えてやるよ、新堂のこと、笑」
「やめ、」神谷くんには、知られたくない。
「そいつさ、親殺したんだよ。刺殺な、」やめ、
「そいつはさ、”人殺し”なんだよ、」
「え?そうなの?新堂くん。」あ、完全に嫌われた。この顔。そうだよな、人殺しなんて、こんなとこにいていい訳ないもんな、
「そうだよニコ俺は、親を殺した。自分の手でな。」
「そんな訳、」
「何がわかるんだ?転校してきたお前に。俺のことなんて、何も知らないだろ?」頭が真っ白になった。ただ、叫んでいた。分からないんだ。俺が親を殺したことも、何も覚えていない。一時期の記憶が、すっぽり無くなっているんだ。
「は?何、逆ギレ?虚しいな!」
「黙れ!」
ガラガラ
「ちょっと!何言い合ってるの!」
ガラ、バタン!
「え?ちょっと新堂くん?とりあえずみんな座って!」
「ちょっと俺見てきます。」
ガラ
「神谷くんまで、」
「とりあえず。何があったか教えて。」
「そういう事ね。わかった。私から1限目の先生に話しておくから、皆は、授業受けて。」
「はい。」
龍馬が、出て行ってすぐ。
ガチャン
神谷くんにも知られた挙句、あんな事言っちゃって、嫌われた。ここは落ち着く。俺は、神谷くんを巻いて、屋上へ来た。入ってきてすぐは見えない。入口の死角に座り込んだ。
俺が殺したのは、本当。だけど、言い訳にしか過ぎないけど、俺は、その時の記憶が無い。前後の記憶が無い。気がついたら警察署にいて、両親が死んでいた。でもそれで良かったのかもしれない。死んで、良かったのかもしれない。
「はぁ」
「おはようございます。」
「ビクッ」いきなり目の前に現れた女。深くフードをかぶり、顔が見えない。
「だ、誰」
「私は、____貴方にいいものをあげる。これを、辛い時に飲んだらいいよ。」そう言って薬をくれた。辛い時。危ないのは分かってる。でも今がきっといちばん辛い。
「これ。今飲んでもいいですか?」
「ニヤうん。いいよ。はい、水。」
「ありがとうございます。ゴク」ドクンドクンなんだ?心臓が痛い。頭が痛い。焼ける。
「ア゙ア゙〜ー〜」なんだ?何かが流れ込んでくる。何、これ?これって夢の、なに、こ、れ、
ガクン
「作戦成功。早く迎えに来て。」
『ハイハイ。』
「こいつは、いいのか?」
「うん。まだ、その時じゃない。」
「そうか。じゃあ行くぞ。」
シュッ
バタン
「いたっ!新堂くん。大丈夫?」
はい。season3startです!最後に出てきたのは、一体誰なんでしょうかね?
今回も最後まで見ていただきありがとうございます。
次回も是非見てください!