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初投稿です!!
若井受け的な、!
だけど、🔞はないです、!!
まだまだ後に🔞は出てくるかもですけど、!
誤字、脱字など、変なところあったら
ごめんなさい、!!
wki side
22:37
俺のスマホが表示している時刻は、
午後10時半を回っている。
、、、、、、、、
遅い。
何がなんでも、遅すぎる。
確かに、「遅くなる」とは言っていたが、
元貴が10時半を過ぎて帰って来ることなんて
一度もなかった
今日までは。
いつもだったら、
10時までには帰って来る
“滉斗と一緒に居たいから”と。
寂しくて、ギターを弾いたり、
テレビを見たり、
なんとか気を紛らわそうとして居たけど、
無理だった。
寂しくなると、元貴が居ないと
どうにかなりそうになる、
こんな所、早く治したい
元貴に迷惑をかけるだけだから
そんなことを考えていると、
がちゃ、と、
玄関の扉が開く音がした
「滉斗ー、!」
「ごめんねぇ、遅くなっちゃって、、!」
元貴の声だ、っ
元貴が帰って来た嬉しさと、
元貴に沢山甘えたい気持ちで
胸がいっぱいになったのが分かった。
元貴が居る玄関まで小走りで行き
元貴に抱きついた
、、、、
となると”思って居た”。
だけど、
「もと、っ、、、、」
「き、、?」
そこに待って居たのは、
元貴の姿と知らない女の姿だった
「あ、こんばんはぁ」
「、っ、、、」
なんだよ、っ、
呑気にこんばんは、って、、っ、
誰だよ、っ、、
この女、、っ、
「滉斗、ごめんね」
「この子、ーーーーーーーー、、」
元貴の話が頭に入って来なかった
元貴が、その女の事を”この子”と呼んでいるのが
気に食わなかった
なんで”この人”って言わないの、っ、
その女の事、普通の女として見てないって
ことなんじゃないの、っ、、、、
そんなどうでも良い事で、
俺は悲しくて哀しくて堪らなかった
分かってる。
それは元貴の優しい性格のせいなんだと。
元貴がそう言うのは他の女の時でもそうだと。
でも、
今の俺にはそんな些細な元貴の気遣いが
深く深く心に刺さった
「、、と、?」
「滉斗、!!」
「ぅ、ぁ、っ、、」
「どしたの?」
「大丈夫?」
「、、っ、、、、、」
ここに居るのがどうしても嫌で。
元貴に迷惑がかかってしまうけど、
ごめんなさい、っ
家を出て行った
「ぁ、え、!?」
「ちょっと、まっ、」
「滉斗!!!」
出来るだけ元貴から離れたくて、
後ろから元貴に何かを言われたけど、
無視して全力で走った
そしてふと、我に帰って止まると、
家から結構な距離で離れている、
公園の前に居た
家から飛び出して来た俺は、
上着も着て来なかったから寒かった
だけど、あの事を考えると、
悲しく、少しの怒りの感情が出てきて、
寒さどころではなかった