テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
62
「七瀬 有花。君は小鳥幽李の何?」「何って…同僚だよ。」
(突然商人が苦しみ出し泡を吹いて倒れる)
「…商人さん…!?」
「…き…救急車!!」
(スマホを取り出し商人を見ながら)
「…なんで…」
「…私が追った人まで…死ぬ?」
(30分後)
「…22時43分…亡くなりました。」
「…そんな…」
「…これで5人目…か」
「…最初に追った人の…齊藤さん…宇都宮…蓮田…ゆーり…商人さん」
「…そういえば…小鳥って苗字…」
「…有名な…」
「そうか…そういう事か…!!」
(荷物をまとめ走り出す)
「ゆーりの実家に行けば…真相が…」
(幽李の実家のインターホンを鳴らす)
「…」
(玄関の扉の鍵が空いていたので開けて入る)
「…げほっ…ごほっ…埃っぽい」
「…この家には…居ない…?」
「…まぁいいや…」
(押し入れの中を調べる)
「…なにこれ…?」
「刀?…守り刀…かな」
(刀に記されている家紋を見つめる)
「…有名な呪われてるって言われてる家紋と一致…」
「…昔は存在しない村に住んでいた…」
「…勿忘村…地図上には現在はない」
(幽李から貰ったネックレスと同じものを見つけた)
「…え?」
(幽李から貰ったネックレスと見比べて)
「わざわざ商人に頼んで…ゆーりに買わせるように仕向けた?」
「…」
(ネックレスのサファイアの裏を見る)
「…この家の家紋だ。」
「…この家は呪われてるんだ」
(1冊の本を見つけた)
「ふっる…血塗れだし…」
(本の中身を調べる)
「…去年から私の追っていく人は死んだ。…お母さんに聞いたら…この家はそういう家系で呪われてるんだって。…私も呪われてんのかな。」
「…幽李が書いた?」
「勿忘村は…茨城の外れにあって…か」
「…行くしかない。今…幽李の親が勿忘村に居るんだとしたら真相を聞かないと」
「ここは実家に見せかけた偽の実家…だったら勿忘村の幽李の家に真実が…」
コメント
1件
読み終えたわ…!第3話で一気に呪いの輪郭が見えてきた感じがする。押し入れの刀と家紋、存在しない村「勿忘村」、しかも幽李からもらったネックレスが家紋入りって…あのネックレス、まさか最初から仕組まれてたの?って背筋が寒くなった。有花が追う人が次々死んでいく流れも重いし、日記に書かれた「私も呪われてんのかな」がすごく胸にきたわ。続きが気になる…!