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居酒屋から出てきた男達の前に黒い影が差した。


よく見れば2人の少女。


「何か用かい?お嬢ちゃん。」



「もっちろん!ボク達は用が無い場所には行かないからね♪」

「わたし達の元に依頼が来たの。目をつけられたからには覚悟して。」


「覚悟ぉ??一体何の話だ。」


「ボク、無駄なお喋り嫌いなんだよねぇ。」

「ほんとに不愉快だから、早く消えて。」

次の瞬間。

男達の身体はバラバラになって中を舞った。







「ふぅ…今日もしょうもなかったね。」

「そうかな〜?ボク的には、あれだけ弱い方がありがたいかな!」


2人の少女は月夜の道を歩いていった。


それは楽しそうに謳いながら。







ある路地を曲がり、あるドアを開けると

そこは異空間のように禍々しい場所だった。


色々な書物や薬品が並ぶ棚。

そこにある小箱の中には骸骨が眠っている。

近くにはとてもとても大きな鍋。

その鍋の中には毒々しい色のどろりとした液体が入っている。


魔女の部屋のようだった。


「2人とも、お帰りなさい。」

「随分早かったね!」


薄茶色の髪を耳の横あたりで2つ結びにした、小さな少女。

金と桃のくせ毛を高く2つに纏めた、元気な少女。


「まあね!ボクが強すぎたからかな〜?」

薄桃のゆるく巻いた髪を楽しそうに揺らす、可愛らしい少女。


「いや、単純に相手が弱すぎただけでしょ…」

浅緑色の猫っ毛を弄りながら、呆れたように言う少女。


そして…


「みんな、今日もお疲れ様。遥は今偵察に行ってるから先にご飯を頂こうか。」

長い青緑色のツインテール。白い肌。髪と同じ色の綺麗な目。


ボスだ。
















作者より

すみませんごめんなさいごめんなさい

読み切り難しすぎました僕の厨二病詰め込んだ自己満小説でお願いします続くかどうかは知りません。

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