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しゅんが目覚めなくなってから一週間。私たちは殲滅部隊の仕事に力を入れた。
「影対策戦闘シュミュレーションレベル百五十戦闘開始」
「はぁあ異能力銃剣五十%解放雷鋒」
ドンガラガッシャーン
「おいおい結奈お前少しは手加減しろって」
「ごめん隊長」
「そうだ、もう少して準決勝始まるぞー」
「はい」
しゅんが植物状態になってから本部ではランキングを作成するみたいで私は今そのシュミュレーションをしていた。
「では準決勝開始」
相手はSランク。
それに対した私はSSランク。まさによう余裕である。
「異能力銃剣五%解放雷鋒」
「ぐはァー」
「戦闘不能勝者白神結奈!」
「あいつ化け物すぎだよなw」
そんな周りからの嫌味を聞かずに私は次の試合までシュミュレーションルームにこもる。
私は今よりもっと強くならなければ行けないんだ。しゅんをやった犯人を倒すために。
「よっ結奈! 」
「あ、優斗」
「次の相手しってる?」
「え?知らない。」
「その相手総司令だってさ」
「は?総司令も参加してんの?」
「らしい。流石に手加減するよな?」
「んー。時と場合によるじゃあダメ?」
優斗ははぁーとため息をつきながら言った。
「怪我させねーようにな」
「はーい」
「決勝戦総司令対白神結奈よーいスタート」
「結奈くん手加減はいらないよ」
「では異能力銃剣100%解放雷鋒」
「ぐはぁ」
「総司令!」
流石にやりすぎたと思った。
「勝者白神結奈」
「異能力銃剣回復術ヒール」
「おお、結奈くんありがとう」
「いえ、こちらこそすみませんでした」
帰宅後。
「おい結奈流石にやりすぎたんじゃないか?」
「私も思ってる」
「100%解放って総司令殺す気か?」
「手加減はいらないって言ってたから」
「いやいや手加減しなくてもしても一緒なのは知ってるけど少しは総司令のこと考えろよ」
「うん。でも私は今それどころじゃないから。」
「ただいま」
「ただいま結奈、結奈今日はやりすぎたね」
「もう、みんなしてうるさい」
結奈、やっぱり焦ってるんだな。
毎日お見舞い行って話しかけて一人で泣いて明るく振舞っている。
結奈、無理しすぎると持たないぞ