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ここなつ
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2話〜宣告〜
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宣告(せんこく)とは
重大な決定や方針などを、相手や世間にハッキリと告げ知らせることです。
あの夜の後。2人は極秘でオメガバースの専門医を訪ねていた。
診察室の空気は、重く冷たい。
🩶(……先生。俺たちの体に、何が起きてるんですか
医師は手元のデータを何度も見比べ、深くため息をついた。
医者(信じがたいですが……あなた方は
『運命の番』です。それも、通常の何十倍も強い絆で結ばれている
🤎(え……? でも、触るとあんなに痛くて、火傷みたいになるのにですか?
医者(強すぎるエネルギーが、逆流しているんです。これを医学界では『バグ』と呼びます。もし、通常の番のように首の後ろを噛む契約なんて強行すれば……
🩶(すれば……どうなるんですか?
医者(ショック状態で、2人とも命を落とします
🤎(っ……!
マサヒロの顔から血の気が引いていく。
結ばれることは、死を意味する。
医者(命が惜しければ、今すぐお互いに近づかないことをお勧めします
(病院の帰り道・誰もいない夜の公園 )
🤎(……シュー。俺、グループ辞めなきゃダメかな……
マサヒロの瞳から涙がこぼれ落ちる
🩶(バカ言うな! 誰が辞めさせるかよ!
思わずマサヒロの腕を掴もうとして──シューヤの手が、ピタッと止まった。
触れたら、またマサヒロを苦しめてしまうから
握りしめたシューヤの拳が、悔しさで小刻みに震えていた。
コメント
1件
うわ……これは重い。運命の番って聞くとロマンチックな響きだけど、触れただけで痛くて、契約したら死ぬって宣告は残酷すぎるよ。医者の「命が惜しければ近づくな」って冷静な一言が一番怖かった。でもマサヒロがグループ辞めるって言い出したとき、咄嗟に「バカ言うな」って止めたシューヤの気持ち、すごくわかる。触れたいのに触れられない距離感がもどかしいね……。