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#太宰治(文豪ストレイドッグス)
百輪の花❀.*・゚
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続きです。
⚠️過去捏造してます。苦手な方はブラウザバックをお願い致します。
此の人生では、
前世とそう変わらなかった。
名は変わらず、〖津島修治〗。
名家の末っ子として生まれ、兄弟、親戚の多い家系の末っ子。
両親は誰もが尊敬する両親だった。父は、政治家。
若くして政治界の中核を担うような優れた人間だ。
そして、子供の頃から様々な人間、
政治家、ヒーロー、警察、政府関係者、公安を近くで見てきた。
大人の自分の利益ばかりを考えている気持ち悪さ、
ヒーローの適当で人気商売味、責任転嫁が多すぎる言動。
警察の事実無根の発言とヒーローに頼りすぎる無能っぷり。
政府関係者の機密情報ですらも開示してしまう責任感の無さ。
そして、裏表の差が激しい外面だけを塗装する大人の汚さ。
また、期待をして仕舞った。
此の世なら、少しは違うのではないか?という期待。
其の期待は悉く裏切られ、私は前世と同じような目で此の世界を
見ることになってしまった。
仄暗くて周り全てが自分の敵であり嘘が正当化される有象無象な世界。
前世の記憶がある。
つまり、脳の状態が変わらないのだ。
私が死を望むのは、圧倒的完璧に近い頭脳を持ち、生まれ、
周りの人間とは違う世界しか見れないから。
周りの人間が感じる事を私は感じる事が出来ない。
孤独なのだ。天涯孤独。
織田作も云っていた。私の孤独が理解される事は無い、と。
私にとって、世界はあまりにも予測可能で退屈であり、
生き続けること自体が一種の「苦痛」や「過酷な労働」のように
感じられる。死にたいのは、この退屈で苦しい世界から
解放されたいから。同じ頭脳じゃ、また、苦しまなければならない。
嗚呼、死にたい。
6の時。
父が何者かにより、暗殺いや、惨殺された。
政治家ではよくある話だ。
増してや、私の無用心な父等、赤子の手を捻る様に容易い。
私の両親は愛し合っていた。
又、母親は父と結ばれて以降、働いていない。
遺産は沢山あるが、夫というかけがえの無い存在を失った母は、
刻々と、壊れていった。
元々、温厚だった母は仰天し、凶暴になり、
使用人すらそんな母に精神をやられて何人も辞任した。
9の時、母親は包丁を持ち、私にこう言った。
「ごめんなさい。」
其の儘、自分の頸動脈まで一気に包丁を突き刺し、息を引き取った。
9の頃に、両親どちらも失い、
末っ子は当然跡継ぎ争いに勝てる訳も無く、
いや、勝ちたいと思わなかった。
親の遺産を巡り、親の名誉を巡り醜い争いに入りたくなかった。
終わります。
コメント
3件
文スト2話しか観てないけど、面白かった〜 続き楽しみ
第4話、読み終えました……。両親との関係がこれほど壮絶な形で描かれるとは思っていなくて、息を呑みました。特に「ごめんなさい」の一言で母が全てを終わらせる場面、そのやりきれなさが胸に刺さります。主人公が「死にたい」と繰り返す心情も、ただの感傷じゃなくて、あまりに世界が予測可能で孤独だからこその叫びなんだな…と伝わってきました。続き、気になります。