どうも皆様、サボりついでに出現してるサカナです
思ったより人気でびっくり…暇つぶしが人気になるとは複雑なり…めちゃくちゃ嬉しいですけど!
そういえば、ぷろしあの「フリードリヒ大王の歌」で動画作ろうかなって思ってます
軍歌とか国歌でCHの動画作りたい…権利系大丈夫か調べないとですね…誰か教えてくだs((((
大丈夫でしたら下手なりに頑張ってみます、つべ垢ないので公開できない気がしますが…
「…して、貴様が昨日の猫だと証明するものは?」
ひとまず顔を洗ったり着替えたりと用意を終えてから、猫と名乗る男を問い詰めた。
改めて醒めた頭で考えてみれば、猫が人間になるなどおかしいのである。
「貴様ではありません。日帝です」
「…では、日帝が猫だと証明するものは」
「そうですね…まあさっきは信じたかと思いましたが、なんか神経質そうですもんね。ちょっと待っててください。恥ずかしいので覗いちゃダメですよ?」
日帝は証拠のために何かするとのことで、寝室へ戻って行った。
あいつ、さりげなくこの私を侮辱しやがったな。
しばらくすると、扉からカリカリと引っ掻くような音が聞こえてきた。
「なぁ〜ん!にゃ〜!」
「………」
一瞬たりとも目を離していないため、部屋の中から日帝が出てきていないのは確か。
なのに猫の声がし、爪で引っ掻くような音がするということは…
ドキドキしながら扉を開けてやれば、昨夜の子猫がそこにいた。
「にゃぁん!」
足元に擦り寄り、ゴロゴロと喉を鳴らす猫。
猫を持ち上げて部屋の中を覗いても、あの男はどこにもいなかった。
「………」
一旦猫を下ろし、また扉を閉じる。
少し待っていると、ガチャリと扉を開けて日帝が戻ってきた。
「信じてくださいました? 」
「……あぁ」
頭が痛いくらいに、理解できたぞ。
やはり化け猫だな。
仕方がないので食事を作ってやった。
動物にも優しいからな、私は。
「あ、美味しいです!料理お上手ですね〜 」
「黙って食え。ったく…昨日買ったミルクが無駄になったじゃないか」
「私はそれでもいいですよ、美味しいので」
「お前なんでも食うのか、楽でいいな」
「…生ゴミは限界の時でないと食べませんからね?」
「そんな野生基準の食事は与えないが?」
私のことをなんだと思っているのだろうか、この化け猫は。
仮にも拾って助けてやったのだから、もう少し愛想良くしてほしい。
これだから私は犬派なのだ。
「モグモグモグ…」
…犬派なのだ。
「そういえば、お仕事には行かれないんですか?社畜社畜してた気がするんですけど」
「社畜で悪かったな!会社で寝ずに仕事をする方が効率が良いんだよ。寝起きの悪さ、朝の用意、出社、退勤…全ての無駄が削減できる」
イタ王には効率至上主義すぎて生きるのつまらなそう、などと酷評だったが。
「えっっっっ…嘘…」
「…なんだ、何が言いたい」
口に手を当てがい、心底あり得ないという顔をする日帝。
「寝ることの素晴らしさを知らないなんて…!?!?」
「寝ることの素晴らしさって…別にないだろ。人生で最も無駄な時間だ。なぜ何時間も寝る必要がある?そんな時間があれば仕事を進めることができるのに」
「あり得ない…私が教えて差し上げます!かわいい猫ちゃんが添い寝してあげるんですから、いっぱい寝てくださいよ!」
日帝は勢いよく私の腕を掴み、無理やり立ち上がらせた。
そしてそのまま階段方向へ走り出し、寝室へ連行されていると理解する。
「は!?おい離せ!!お前は動物病院に行かなければならないのだぞ!!」
「そんなのごめんです!寝てからでも行けますよ!」
「予防接種と病気の検査はこちらにとっても必要なんだが!?」
「今でも明日でも変わりません!」
「変わるわこの猫風情が!」
まだまだ朝であることに変わりはないが、厄介事は早く済ませたい…
午後からはイタ王も来るのだ、絶対に面倒臭いことになる…!!!!
必死の抵抗虚しく、結局は日帝(猫)とベッドの中でおねんねすることになってしまった。
久々の熟睡だった、猫の体温はずるいと思う。
コメント
8件
うわわわわわわめちゃくちゃ好きです……ほのぼのとした雰囲気にめちゃくちゃ癒されましたほんとに素晴らしい……!🫶
うわあ尊い、、、()語彙力と口角が吹き飛んでしまいました、、、最高でしたありがとうございます!
良いなぁ、ナチ羨ましい、、、にゃんこと添い寝、、、