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sgmt/嫉妬
起床した頃にはもう、既に遅かった。まずいと慌てながらも、(なまえ)はスマートフォンの電源をつけ時刻を見る。
──十一時…!???
なんと、時刻十一時二十三分。更には杉本から大量の連絡が送信されていた。夢か現実かも分からないまま、急いで帰宅する(なまえ)は、この先に待ち受けている恐ろしいほどの仕置についてなど知らぬまま。
「た、ただいまデス…」
──杉本という男は優しいといえばMAXレベルで優しい。だが、怒らせてしまうと優しさというものがずり減ってしまう。
内心ビクビク怯えながらも、(なまえは)平然を保ったように帰宅の言葉を呟いた。
「…遅かったね」
電気をつければ、杉本は怒りに満ちた微笑みを浮かばせ、玄関口に佇んでいた。
「あっ、ご、ごめん…」
あまりの覇気に押されてしまった(なまえ)は、無意識のままに玄関扉へと後ずさってしまうが、すぐに勘づいた杉本に、手を力強く握られ床に思いっきり押さえつけられてしまった。
「逃げるなよ?(なまえ)が悪いんだろ?こんな時間まで外で遊んでたんだから」
笑ってはいるものの笑顔が怒りで満ち溢れている──恐ろしい程に。
「ご、ごめ──ひうっ…」
謝罪を無視して杉本は(なまえ)の秘部に食い込むよう中指を押し付けた。
「(なまえ)、いつもより沢山、メスイキしようか…」
両手をネクタイで縛り付けられ、両足をくぱっと広げられてしまう。