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歯を噛み締めてぐっと耐える。
なかなか消えない嗚咽が喉を泳ぐ。
たったひとりの空間が妙に広くて、
孤独な時間がやけに静かで、
声を出したら全部が溢れてしまいそうで、
急遽回り始めた思考が脳を妨げる。
ふと思い出した衝動がまた心を占める。
押さえつけるには重くて、
鏡に映すには醜くて苦しくて、
あまりにも眩しすぎる想い出に未だ、
恋をしているみたいだ。
今思えばそう、
僕らのあの日々が懐かしい。
あのとき勇気を出さなければ、
今も君はそばにいた?
僕から君への告白は、
きっと愚かなものだった?
教えておんりー。
僕には何もわからないから
君に恋しただけの人生を、
君なしにどう決めればいいのか
道しるべの星がいつか消えたなら
僕の想いはどこに行くんだろう
初めて会った時の過度な明るさが
僕の眼球を焼いてからは、
不意に出る吐息は君宛のものだったのに。
君の残像が僕に残る。
間違いなくきみのせい
星に恋したぼくのせい。
何をしても報われないから、
こうして君の事を想っています。
想い出した恋慕が脳を焼くから、
耐えきれない衝動に喉を裂いてしまいそう
僕の隣に、もうおんりーはいない
僕の過ちを許す人間はもういない。
一番星へのこんな告白は愚かだったと、
一人ぼっちの世界でまた君を想う。