なしベノ
なっしー:な
ヴェノム:ヴ
「おいなっしー!」
そう叫ぶのは、会社の鬼上司ことBro・ヴェノムだ。
ヴ「何だこの資料は!!後で私の部屋に来なさい!」
「 またぁ?今回はちゃんと出来たと思ったのにぃ〜泣」
そう嘆く人の名前はなっしー。そう、僕のことさ。
ヴ「ずべこべ言わず私の部屋に来るんだな。たっぷり説教してやる。」
な「そんなぁ〜泣」
こんな会話は日常茶飯事だ。
資料を作る度に僕はヴェノムさんの部屋へ連行される。毎回だよ!?もう参っちゃうよ〜…
「なっしーさん、可哀想…」
「あれ位で怒るなんて…流石鬼上司だわ〜」
同僚達は、いつも酷い目にあっている僕に同情してくれる。まぁ、一切助けてはくれないんだけど。
同僚は僕がヴェノムさんの部屋でこっぴどく叱られていると思ってる。
でも、実際どうなのかは僕とヴェノムさんしか知らない。何したってバレない秘密の部屋だからね。
そんな言い方をされると中でどんなやましい事をしているか、読者の皆は妄想しやすいだろう。
そう、君たちが考えているようなことをしてるのさ。
え?中を見てみたいって?しょうがないなぁ、特別に見せてあげる。
僕とヴェノムさんのプライベートルームを♡
な「ヴェノムさん、そんなに引っ張らないでよぉ…僕は逃げないってば!」
ヴ「……」
僕の腕を引っ張り、無言で会社のフロアを通り抜けていく。
ヴェノムさん、そんなに待ちきれないのかな…可愛いなぁもう、、
そうしているうちに、例の部屋に着いた。ここは鬼上司の部屋だと知っているので、怖くて誰も近寄ろうとしない。僕は常連客だけど。
な「そんなに急がなくてもいいのに…沢山いい事してあげるから、心配しないでよヴェノムさん♡」
そう耳元で囁くと、ヴェノムさんの頬が心なしか赤くなったような気がした。
ほんっと、そういうところだよヴェノムさん。
バタン、とドアを閉める音と同時に、部屋に鍵をかける。
な「ヴェノムさ」
バサッ
な「…!?」
突然白衣を脱いだかと思うと、ヴェノムさんはなっしーの足に股を擦り付けてきた。
ヴ「っなっしー、」
な「なぁに?ヴェノムさん?」
…あくまで僕は理性を保つフリをする。 そうすることでヴェノムさんを焦らし、その様子を楽しむというわけさ。ほんとは理性なんてもんないし、僕のモノも限界な訳だけど。
ヴ「っなっしぃ、!」
ヴェノムさんの声が甘ったるく熱を帯びてきた。 それでも僕はヴェノムさんが言うまで何もしない。
ヴ「んっ、」
ヴェノムさんがより足に股を擦り付けてきている。
あぁ可愛い、今すぐに犯してしまいたい。そんな衝動を抑えるのに必死だった。
ここで僕は我慢できなくなり、助け舟を出した。
な「ヴェノムさん、僕に何して欲しいの?」
ヴ「んぁ、♡うぅ、」
ヴェノムさんが目に涙を浮かべている。普段から素直になれないヴェノムさんは、中々自分から言えないみたいだ。
それでも僕は微動だにしなかった。
自分でも悪い顔をしてるのは分かってる。でもヴェノムさんが発情している姿が可愛すぎるのが悪いんだ。
な「そんなに擦り付けて、下品だよ?ヴェノムさん」
ヴ「うっ、うぅ、なっしぃ、♡」
な「なぁに?名前呼んでるだけじゃ分かんないよ」
ヴ「…っ、めちゃくちゃに、してくれッ♡」
な「…お望み通りに」
ヴェノムさん、やっと言ってくれたね。ヴェノムさんのこと、壊してあげる♡
ヴェノムside
ヴ「ゔっ♡あっ、あぁ♡♡」
なんとも言えない快楽が下半身にまとわりつく。
いつもと違って玩具を使ったプレイに、俺はかなり興奮してしまっている。
クソ、クソクソクソ。
感じたくないのにっぃぃ♡♡
やだ、やめろ、そこ、だめぇ♡
やっぱり、もっと、もっとして♡
素直になれない俺を、素直にさせてくれる、甘やかしてくれる、 満たしてくれる。そんな存在。どんな俺でも受け入れてくれる、優しさと狂気が、俺の心を跳ね上げる。
ヴ「あっ、もっ、いっく、♡♡ いくからぁ♡」
な「ダメだよ?」
ヴ「へ、♡」
絶頂しかけた俺をなっしーは遠慮なく阻止してくる。
いきたいのに、いけない、♡♡
っこれ、ヤバいっ、、♡♡
な「ヴヴヴヴヴ♡」
苦しみもがく俺に容赦なくローターが降りかかってきた。
ヴ「あ゛ッ〜〜♡ん゛ぉッ♡お゛ッ♡♡」
何も考えられない。口から出る汚声さえも感じてしまう
ヴ「ぉッ♡♡んほぉ゛ッ♡」
な「かわいいね、ヴェノムさん、♡」
ヴ「いッ♡うなぁ゛ッ♡♡おぉ゛ッ♡」
いきたいのにいけない、くるしい。
この状況から解放されたい。
でもなっしーとSEXしていたい。
矛盾がグルグルと頭を駆け巡る。
あれ、?
なんか、いきそ、♡ヤバいものが込み上げてくるッ♡
ヴ「ぉ゛ッ♡なんか、クる゛ぅッ♡」
ヴ「ぉッ゛♡おぉ゛〜〜〜ッッッ♡♡」
なん、だこれ、♡
いつもの倍きもちいいっ、♡
な「…!」
何が、起きたんだ、?
も、もしかして、
な「ヴェノムさん、出さないでいった?」
ウッ、
ヴ「い、言うなぁっ///ビクビク♡」
嘘だ嘘だ嘘だ…
俺はメスイキ、をしたのか?
ヴ「うぅっ、//ビクビク♡」
その事実に興奮してしまった。いや、断じてドMではない。断じて!!!
ドMじゃない、はず……
ヴ「うっ、ううぅ、♡」
な「まだ感じてる?ほんと可愛い♡」
そういってなっしーは乳首にキスを落とした。
ヴ「んッ♡」きもちぃ、♡
な「メスイキ、気持ちよかった?」
ヴ「ん、、、♡ぅ♡」俺は答えられるほどの余裕は無かった。メスイキの余韻がまだ残っている。
正直、メスイキの快楽を知ってしまった俺はもう普通じゃ満足出来ない身体になってしまったかもしれない。
ヴ「なっしぃ、」
な「なぁに?ヴェノムさん」
ヴ「せきにん、とれよッ、♡」
グイとなっしーのネクタイを引っ張り耳元に囁く。
な「喜んで、♡」
そう言うなっしーに尻尾が見えた。そろそろ疲れてきているのかもしれない。
…はぁ。俺はとんだ駄犬を選んでしまったのかもしれない。
仕事は出来ないし、ズボラで時間にルーズだし狂ってるし。
でも、俺に対しての愛は誰にも負けないだろうなコイツ。
俺も、なっしーへの愛に対しては誰にも負けたくない。なっしーには絶対に言わねーけど。
そんななっしーのモノは、まだまだ元気なようだ。この感じだと第二ラウンドに突入しそうだな、笑
愛してるぜ、ダメ犬、いや、なっしー。
コメント
6件
おー!あのいにんさんのツイートのやつですよね!?🥰🩷めっちゃ好きです!!!
なんて素晴らしいもの書くんですかデールさん はあ天才すぎるまた描かせていただきますね(◜ᴗ◝ )