『 ん …… 』
目を開けると 、 私の部屋だった 。
何時もと何も変わらない平穏な日々。
それでも私は さっきまでの事 を覚えていた 。
『 悔やむと書いてミライは … 』
スマホを開くと 、 何事も無かったかのように悔やむと書いてミライがあった 。
それを再生した 。
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『 いつもの 、 セカイだ … 』
其処には奏やまふゆ 、 瑞希にバーチャルシンガーの皆まで 。
「 おーい絵名 ~ ! 遅いってば~ 」
「 1時間以上遅れてるよ 。 」
「 何かあったの ……? 」
『 あ … ごめんごめん 、! 寝坊しちゃって … 』
ふと視線をやるとリンも居た 。
私が作り出したリンでは無く 、 誰も居ないセカイのリンだった 。
『 …… 』
何処か寂しかった 。
けど …… 一生彼処に居るぐらいなら 、 マシ … かな 、
デモを聞き終えて部屋に戻る 。
あの不思議な体験は夢だったんじゃないか 。
そう思いたくても 、 あまりにもリアルすぎて信じ切れない 。
『 …… ま 、 こんな事もあるか … 』
何時もの日々が戻ってきたんだ 。
もう 、 孤独じゃない 。
???
私はまた 、 絵名ちゃんの心の中に戻った 。
それでいいと思った 。
必要な時に 、 絵名ちゃんを招待したらいい
そしたら絵名ちゃんもきっと喜んでくれるはず 。
『 そう 、 だよね …… 』
もうイトは途切れた 。
” 何か ” が起こらない限り 、 大丈夫だと思う
『 …… ずっと 、 心の中にいるからね … 』
これで終わりだと思いたかった 。
なのに ……
『 何で 、 だっけ … 思い出せないや …… 』
何も 、 思い出せなくなった 。
コメント
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心の中に…… 何を忘れちゃったの、?
誰が何を思い出せないのか……