※罵倒、残酷な描写あり
「あっはー、なーにー?」
「た、助け、助けてくださ……っ」
「なーにー?何て言ってるのー?」
「助けてください!!!天使様!!」
「……ははっ、天使様?」
バギぃ゛っっ!!
「ぁ゛、あああああ゛ああ゛っっ!!!! 」
「ぅで、がっ!!!ぁ゛あ゛……っ!! 」
助けを求める生物の腕を足でへし折り、骨を足で踏み潰し、圧縮する。
「痛゛っ、ぁ゛ああ……!!ォゴ、ぁ…」
「な゛んで……っ、天使゛……ぁ」
「ははっ、ほんっとバッカみたーい!!」
「天使だからって、救ってもらえると思わないでよねー」
「はぁーあ、まーた怒られちゃったー」
大天使様に叱られ、ご立腹のNO-RUS
天界をグルグルと散歩しております
「ちょーっと、サボったからってなにさー!」
「天使にも休憩は必要でしょー!!」
「もーう、全くー」
「う゛っぜぇんだよ、糞爺が 」
笑顔が消え去り、一気に険悪な表情へと早変わりした
「糞爺は、今日も今日とて偉そうで偉そうで」
「大した力も持ってないくせに」
「どーせ俺に█████くせに」
「必死になって頑張っちゃって」
「平和の為だの、皆の為だの、なんだの」
「偽善ぶっちゃって馬鹿みたいw」
「幸せなんてないのに、全て偽りなのに」
「そんな一瞬の幸せを、命をかけるかのように必死に守っちゃってさー」
足を止め、口元を少し隠す
「あはっ、ほんとほーんっと」
「ふふ……ぁは、あっははははははは!!!」
「バッカみたい」
「……そうだな、何時にしよう」
「…あはっ、そうだ!今だ、今にしよう!!」
「待つなんて焦れったいことしたくないしね!!!」
「うんうんうーん、それじゃ……」
「初めよっかな♪」
「い゛やぁ゛っ!!!いやぁあ゛っ!!」
「誰かっ、誰……助け゛……っ!!!」
「死に゛たぐっ、ないょ゛!!やだ、やだぁ゛あ゛あ゛っ!!!!」
天使達の悲惨な叫び声が、展開に響き渡る
地面には天使達の羽や腕や、死体などで埋め尽くされていた
「おい!!!何が起こっている!?」
「ゎ、分かりません!!ただっ、天界が何者」
「か(((ザシュッ」
バタッ
「……!?」
「おい!どうし……!!」
「やっほー、大天使様」
「……は………っ」
「どーしたの?そんなこわーい顔して」
目の前には、部下が居た
サボり屋で、問題児の、あの”部下”が
「なーにー?もしかして怖気ついちゃったー?」
「き、さまぁ゛……っ!!!」
「おっとと」
「!?」
相手を殺す勢いで魔力を放った
放ったはず、それなのに部下はかすり傷1つ付いていなかった
「あはっ、ざーんねーん」
「んな゛……っ」
「……前から言いたかったんだー、俺ー」
「…な、何が言い(((アンタって本当に馬鹿だよね」
「……は?」
「あっはー、だってー、そうでしょー? 」
「ずっと続くかも分からない平和、幸せを必死になって守ろうとして」
「意味の無い仕事をして、させて」
「そして天界を、自分を殺すであろう相手を部下にして」
「ほんと、ほーーーんっっと!!!」
「バッカみたーい!!!!w」
「ふはははっ、ぁは、あはははははは!!!」
しあわせを平和を貶すように、馬鹿にする様に嘲笑う奴の姿が腹立たしい
そう思いつつも、足は動かない、手も動かない
絶望に恐怖に拘束されて、身動きが取れない
「……何?怖いの?大天使様のくせに?」
「っ……ぁ゛…は…」
「……はぁ、もういい」
「飽きた」
ザシュ……っ
「ふんふふーん♪」
「今日は、なーにが、起こるっかなー♪」
コメント
2件
天使が天使を仕留めるって、想像したら大分残酷ですよね くっそ好きです。