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コンコンコンコン!

「エリー起きてる?朝ご飯できたよ!」

「……ん?」

「わぁ!?い、今行きます!」

ガチャ!

「ごめんなさい!寝坊しちゃいました」

「大丈夫まだ初日だもんね、うふっ髪の毛はねてるよ」

「ありがとうございます…」

「あ、あのCM昨日の内に作っときました」

「えぇ!?本当に!?ありがとう!本当にありがとう!」

「バギー!CM出来たって!」

「えっ本当?後で皆で見よう!」

ドタドタバタン

「お、遅れてすみません」

「大丈夫だよそんな必死になって謝らなくても」

「昨日夜遅いのにCM作っててくれたんでしょ?ありがとう」

「いえいえ!そんな大したことはしてませんから」

「さぁみんなで朝食よ!」

「あの…CMまだ試作中なんです…数はあるんですけど作画が…」

「いいよいいよ気にしない!」

<ハズビンホテルへようこそ! ここは道を誤った人への2度目のチャンスが与えられるところです!ラッキーでハッピーな天国に行くために私と一緒に一度チェックインしてみてはいかがでしょうか?

「最高よ!エリー!ほんっと最高これ出来次第早速使わせていただくわ!」

「ありがとうございます!」

「1秒でも早く作って来ます!」

「ちょっと待った」

「はい、なんですか?バギー」

「あなたずっとその泥だらけの服でいるつもり?」

「すみません!これ以外服が無くて…だからといって服を買うお金もなくて…お見苦しくてすみません 」

「じゃあアタシたちと買い物に行かない?」

「いいね!行こうエリー」

「でもお金が…」

「私が持ってるわ」

「ホテルはどうするんですか?」

「ハスクたちがなんとかやってくれるって」

「えぇ…」

「じゃあレッツゴー!」



「エリーはどんな服が好み?」

「うーん…私、服の好み無くて…」

「ハズビンホテルって制服は無いんですか?私も一応従業員なのであれば着ようと思ったんですが…」

「今は無いわ、皆好きな服着てる」

「ハズビンホテルは自由だもの!」

「ふふっ、エリー今の内しか着られない服もあるよ」

「バギー、でも…」

「お金もあるしアタシたちはもう家族だから我慢しなくていいんだよ」

「そうですか…」

「私服買います!」

「そうこなくっちゃ!」


「これはどう?」

「チャーリーこれは私には似合いません」

画像

「高そうですよ…」

「似合うって!何でも似合う顔してるもん!」

「アタシも似合うと思う」

「バギーまで…」

「エリーは何着たい?」

「スーツ…です」

「一応仕事着無いので買いたいです」

「しっかり者だね」

「私服は?私達で選んでもいい?」

「はい」

「これとかエリーめっちゃ似合う!」

「本当ですか!?」

「これは………」

「はぁ…買ったねー!」

「はい、たくさん買いましたね重いです…」

「待って…!これ全部チャーリーが払ったんですよね!?」

「そうだけど?」

「私これ全額払います!」

「え!?」

「今はお金が無いので許して欲しいんですが、必ず働いて返しますので!」

「いいよお金は!私たちからのプレゼントだから」

「でも…服も靴もアクセサリーも買って頂いたのに何も無いなんて!」

「何かさせて下さい!」

「これは従業員になってくれたお礼だから何もいらない」

「…分かりました」

「エリーは本当に礼儀正しいよね」

「そうですか?」

「本当に地獄に落ちてきた悪魔?って思うくらい」

「だって…」

「エリー重いから少し持って…」

「あ!すみません大丈夫ですかバギー?貰います」

「ほらね」

「あ…ww 」

「おや、お嬢さん方重そうな荷物を持ってどちらへ?」

「アラスター!」

「バギー誰ですか…?」コソッ

「このホテルのプロデューサー、だけど本当はラジオデーm…」

「そこのお嬢さんはどなたです?」

「あ!先日地獄に来ましたリベラ・レリジョンです!今はハズビンホテルで事務仕事をしています!」

「おや、同僚でしたか!これからよろしくお願いします」

「よ、よろしくお願いします」

「その荷物持って差し上げましょう!私優しいので 」

「おぉ!アラスターすごい!」

「ありがとうございますアラスター」

「以外と優しい人なんですねバギー」コソッ

「いやぁ…アラスターは…」

「待ってください!チャーリー」

「あぁエリー!…また今度でもいいか」

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