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Gasharpoon × Mermaid 1x1x1x1 (Original)
カントボーイ 人形Ver.
発情期
R18
Gasharpoon が、海賊みたいなただのオッサンになってしまいました。🙇♂️
1xdoeをこんなに書く理由は、私が1番大好きな2人だからです。
Gasharpoon side.
今日は絶好の船日和だった。
「晴天__」
青い空
碧い海
そして
誘惑させる歌声
「ちょっと待て…歌声?」
早すぎるだろ。
まだ出航して小一時間しか経っていなってのに。
これは…
「宝の予感…!」
すぐに船の速度を上げた。
___
歌声が聞こえなくなった。
俺の存在に気づかれたのだろう。
さて
「隠れてないで出てきな〜…?」
物静かな海にそう語りかけても
警戒心が高かったらそれは、出てこない。
「ッたく、おかしいな…」
ここら辺なはずなのに
少しの波打ちにも敏感な俺が見逃すか?この大チャンスを
「ん〜?」
数分、海を眺めていると
遠くから不自然な波打ちが聞こえる
ザバーン、ザバーン
ここら辺には岩など一つもないのに
「…あっちか」
船の方向を変え、急いで速度を上げる。
___
しばらく進んでいると、ぽつんと岩場が現れた
「ふぅん、あそこだな」
あんなふしぜんなあんな不自然な場所、分かりやすすぎるっつーの。
「大物〜♪」
岩場に着いて、立ち寄ってみれば
人のような影が見えた。
そーっと近づく
「誰かいるかー」
「誰だ」
「っうお、ビックリしたー…」
さっきの歌声とは程遠い低めの声がその場に響いた
その人魚は、赤い瞳が良く似合う緑の身体をしていた。
「つーか人魚!お前人魚じゃねぇか!」
上半身は人型、でも下半身は魚のバケモノ。
今日も朝が来るよ
54
俺は人魚に会ってみたかったんだ!!
「あ゛?俺に何の用だ」
「用?用か…」
「お前を捕まえに来た、それだけだ」
正直、人魚の鱗は高く売れる。
それに、肉は…
「…さっさと殺せ」
「は?」
「いや、殺すなんて言ってねぇけど…」
「俺の鱗、肉が欲しいんだろ」
「なら殺せ、手っ取り早い。」
「だが…」
確かに、ここで今殺した方が楽だ。
ただ、日持ちするかどうか__
「お願いだから!俺を早く殺せ!」
「ぅおっ!?」
いきなりその人魚に肩をガッと掴まれた
人魚の顔を見る限り、涙目で赤くなっていた
「俺は人魚の恥だ、俺は生きてられない…それに俺は…!」
「分かった、分かったから」
ここで大人の余裕たるものを見せつける
「船で話を聞かせろ、それでいいか?」
交渉を持ちかける
「…」
相手が頷く
これが俺のプロテクニック
___
「で、なんでそんな殺されたい」
「…」
黙り込む人魚
「黙られても分かんねーぞ、殺せねーぞ」
「……期…んだ…」
「ん?何?」
声が小さけりゃ、大声で
「~~~ッ………俺は、今…」
「発情期……で……!」
「でも、俺……彼女も、嫁もいないから……!」
「…それに、……」
「それに?」
「俺…男性器が………なくて…」
「………男だろ?お前」
「だから!ずっとこんな状態で、苦しくって、死にたかったんだ!でも、お前が通りかかったから、声で気づかせて、人気のない此処に誘ったんだ…!」
「俺を殺してくれ!お願いだから…!」
人魚は、自分の声帯がどうなろうが死から逃げ、命だけは無事に生きようと考えるはず。
コイツは…自分の欠点のせいで永遠の苦しみを耐え続けている
可哀想と思ってしまった
「船長さんよ…俺の体は、どうなってもいいから…」
「…」
どうなってもいい
コイツの体は、俺のになった?
「なら」
「苦しみながらもっと苦しく死ぬか、楽になってから楽に死ぬか」
「お前はどっちを選ぶ?」
「後者に、決まってる」
コイツは可哀想な選択を選んだ
「なら、今すぐ楽にしてやるよ」
コメント
1件
あっ、これは…!!!😭💕 最初は海賊×人魚の宝探しノリかと思ったら、めっちゃ切なくて辛い過去の重みを背負った人魚だったんだね…自分の欠点に苦しんで死にたいって言うところ、胸がぎゅーってなったよ。でもGasharpoonが「船で話聞かせろ」って優しく提案したところ、大人の余裕感じて良きでした…✨ 次どうなるん!?めっちゃ気になる!