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「おういぶきおはよう!」
「エース隊長!おはようございま…わぁ危ない…!!」
食堂にやってくると
先に朝食を食べている隊長や船員の皆さんの姿が。
私に気付いたエース隊長だが、
相変わらず食べてる途中に寝始める。
危うくスープの入った器に顔が入ってしまいそうだったので、急いで防いだ。
「危なかった…。エース隊長?おーいエース隊長ってば?
起きて下さい?」
「ぶはっ…!悪ィ寝てた。」
「ったく、エースの奴また寝てやがんよ。」
彼の様子を見てみなさんは明るく笑う。
本当急に寝たりするんだよなこの人…
ああ…心臓に悪い……
「おはようさん。」
私の頭にポンッと大きな手が乗る。
その後隣に座ったのはマルコ隊長であった。
「おはようございますマルコ隊長。」
「おう。調子はどうだい?」
「大丈夫です。昨日はありがとうございました。
それと皆さんも…。途中で体調悪くなってご迷惑をお掛けしちゃいました、すみません…。」
昨日作業を一緒にしていた船員さんたちがちょうど近くにいた。
マルコ隊長はもちろん、彼らにもお礼を言うと
「大丈夫だぜ、気にする事ねェよ。」
「そうそう。調子悪いときは無理すんな。
それに謝ることねェんだぜ?」
「こんだけ人がいっぱい居んだ。だから気楽に頼ってくれていいんだよいぶき。
にしても律儀だなぁ、おいお前もいぶきのこういうところ見習えよ?」
「んだよ、俺が薄情だって言いてェのか…?」
皆さんは温かく気にするなと言ってくれた。
何だろうなぁ……この安心感は…?
何だか肩の力が抜ける感じがする……
「いぶきちゃんにマルコおはような。
ほらよお待たせ、今日の朝飯だぜ。」
「美味しそう…!ありがとうございます!」
彼らの懐の大きさにほっとしていると
サッチ隊長が朝食を持ってくる。
「いただきます。」
焼き立てのパン、新鮮な葉野菜のサラダ、
具沢山のコンソメスープ、ハムエッグ
朝から元気が出そうな朝食だ。
彼の作るものはいつも本当美味しいものばかり。
手を合わせ、朝食を食べ始めていくのだが
「……ん?」
……何だか視線を感じるような……?
その視線はというと
「…おっと、悪ィな。」
マルコ隊長のものであった。
#シリアス
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