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(なまえ)はとある半獣ペットショップにて、杉元佐一という傷のある男に購入された。
最初は恐怖でしかなかった佐一との同居生活。一ヶ月も経てば、いつの間にか心を許していたし、恐怖心も消え去っていた。
「行ってきまーす」
「行ってらっしゃい!」
ペットショップで仲の良かった雄犬が、まだ(なまえ)の飼い主が決まっていない頃、たまに遊びに来たこともあった。
『どうしたんだ?』
顔を真っ赤にさせて近寄る雄犬は、(なまえ)の耳元で囁く。
『…半獣を、、やらしい意味で可愛がる人間がいるらしい……』
「はっ!?」
どうやらその雄犬の友人の犬が、飼い主にそういったことをさせられているらしい。
だから(なまえ)は、佐一に多少の恐怖心を抱いていたのだ。
といっても、内心そういったことをされたいと待ち望んでもいたのだが……。
「(なまえ)は主人とそういうことしたいとか考えたことある?」
「え?」
近所に住まう雄兎Aの質問に、(なまえ)は思わず言葉を漏らした。
「…逆にAはどうなんだよ、」
恐怖心が消え去った今、佐一を愛する今…。
してみたい…してみたいけど、そんなことを言い出せるはずがない…。
「えー、俺か……もうしちゃってるんだよなぁ」
「は、!?」
まさか…Aが飼い主と交尾をしたことがあるなんて…。そんなこと知りもしなかった(なまえ)は、驚愕のあまり魂が抜けそうになってしまった。
「せ、性別は?」
「雌だよ?女!」
「き、気持ちよかったのか…?」
「うん。めっちゃ気持ちかった」
「(なまえ)主人のこと好きでしょ?」
不意をつくようにサラッと出てきた言葉。
「えっ、えっ、!?」
そしてまた、
「俺としてみる?」
意外な言葉を発せられる。
「し、てみたい……けど、」
やはり初めては佐一がいい。
躊躇っている(なまえ)の耳元で、Aはボソリと囁いた。
「練習して色々と覚えたらさ、主人に喜んでもらえるかもよ?」
確かにそうだ。行為を行って、どんな風に喘げば、どこを刺激すれば、佐一を満足させることが出来るのか…Aと交尾してしまえば、学べるかもしれない。
「…分かった、でも…挿れるのはやめてほしい…」
「もちろん!初めては主人がいいもん!」
そうして頷く(なまえ)の手を掴み、AはA自宅へと(なまえ)を連れて行った。
「な、なにしたらいい?」
目を逸らして問う(なまえ)に、Aは指示する。
「口でチャックを開け──」
──コンッコンッ
「な、なに?」
急な出来事に焦る二人は、乱れた服を急いで整えた。
「(なまえ)くんの主人さんから電話がかかってきたの。(なまえ)と連絡がつかないって…」
──なっ、なんで……ここにいるって分かって…
「もう夕方だから迎えに来るってよ?」
このまま佐一に来られてしまえば、せっかくの練習が台無しになってしまう。そう思った(なまえ)は、Aの主人に懇願した。
「きょ…、今日…泊まってもいいですか、?Aと会話が盛り上がって…帰りたくないんです……!」
Aの主人は優しい。だから承認も簡単に得ることが出来たのだが…
「私はいいんだけど…(なまえ)くんの主人がだめだって…すぐに帰ってきてって言ってるわ」
佐一からの承認は得られなかった。…泣きたい。
「わ、わかりました…帰ります。そう伝えてください」
仕方なく諦めた(なまえ)は、明日も来ていいのかという了承をAとAの主人から了承得ると、そのまま自宅へと帰還した。
──怖いっ、
何故か分からないが、恐怖心を感じてしまう。電話で話したわけでもないのに…なんで。
「たっ、ただいまー、」
震える口を動かして帰宅の言葉を告げる(なまえ)に、佐一はいつもの笑顔を向けてきて──
「おかえり」
徐々にこちらへと近づいてくる。
*
「ひゃぅっっ、……」
躑躅色の秘部がヒクヒクと快楽に嘆いている。
「あいつのも咥えてたんだろ?」
怒りの込められた力強い打ち付けに、(なまえ)はだらしない喘ぎ声を何度も漏らす。
「ちがうっ、まっ、やだぁぁぁ、それいやっ、ぁあ、ぁあ、」
佐一は絶頂を迎えようとする度に(なまえ)の陰茎を強く握り、自身の腰を激しく動かしては(なまえ)に快感を植え付けていた。
イきたくてもイくことの出来ない辛さ。胎内は疼き、うねり、佐一の物をきゅっと締め付ける。
「こういうことをアイツとしてたんだろ!?猫ちゃんなんだからいやらしく喘いでろっ、…よっ!」
一度抜かれこれで終わりなんだと安堵する(なまえ)を、佐一は再度快楽まみれという地獄に招いた。
ゴチュンッ、前立腺を刺激し通り抜け、腹の奥底に侵入させた佐一の一物。
「ひうっ、や、あっ、ぁぁあああぅっ!」
全身が痙攣する。目はチカチカして、上手く正常に戻せない。体が跳ね上がり、鬼頭からは何かが噴水のように溢れ出ている。
止まらない……恥ずかしい。そんな(なまえ)の羞恥心を煽るようにして、佐一は口元に笑顔を浮かばせた。
「恥ずかしいなー。お漏らしして。」
何度も寸止めをくらった挙句に腹を破るようにして奥底まで突かれたのだ。
仕方がないが…そういった経験をしてこなかった(なまえ)は、猫耳をぴるるっと動かし尻尾で自身の陰茎を隠した。
本当におもらしをしたのだと思っているから。
「〜っっ、、ごっ、ごっ、めん…っ」
「はぁ……。(なまえ)が悪いんだろ?ほら、後ろ、向いて」
そしてまた、早朝までお仕置されますが、その後に和解します!あとはご想像にお任せします!!