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可愛いんだが笑
霞嚨斗「なんで…なんで…」
横では朝日が検査結果を見て泣きかけてる
朝日「…( இ﹏இ )」
あれから、高校に上がるまで俺らは友達として過ごしていた。
もちろん、男友達だ。
朝日はあの後、髪を切り、推しカラーとやらに染め男っぽくなった。
そして俺はなるべく朝日から距離をとった、もちろん朝日もだ。
でも…この日だけはどうしようもなかった。
この、バース検査の日は…
どうすればいいのだろう。
頭の中がグルグルして泣きそう
霞嚨斗はどうだったんだろう。
そう思い、近ずこうとすると…
視界が回って、突然眠くなった
何か霞嚨斗が叫んでる…
霞嚨斗「____!」
朝日「ごめん…」
そこで俺は意識を手放した。
気づいたら、病院にいた。
人が少なくて寂しい病院。
俺はなぜか呟いていた
心の中では霞嚨斗だけを求めていた。
「寂しいよぉ…か、かるとぉ(泣)」
あの時、俺は朝日の検査結果を見てしまった
朝日は…オメガだった。
倒れた時はそんな事がどうでも良くなって…ただ、朝日のことしか考えられなかった。
先生から「あとは任せて」そう言われた時俺は安心からか腰が抜けて立てなくなった。
その後の授業はまともに受けられなかった。
朝日が心配すぎるからだ。
学校が終わった瞬間、俺は病院へと走って行った。
病院に着いて、教えてもらった病室まで歩いて行く。心を落ち着けるためだ。
その時、病室から声が聞こえてきた
そう言う彼の声は震えていて、甘く病室に響いていた。
俺は、「かると」と呼ぶ声に反応してドキドキしていた。
「この感情はダメなものだ…収まれ…」
彼を独り占めしたい…そんな思いが溢れてきた
白子朝日
Ω男子
ツンデレ50:50